42年の歴史がギュッと詰まった沖縄バヤリース特別企画展

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南城市のあざまサンサンビーチで行われている沖縄バヤリース特別企画展「アメリカ世に生まれた沖縄の味」には沖縄バヤリースが歩んだ42年の月日がぎゅっと詰まっていた。

愛されて42年、沖縄バヤリース

皆さんは少し前にライターのmanabuさんが「沖縄のバヤリースオレンジは、なぜ色が濃いのか?」という記事を出したのを覚えていらっしゃるでしょうか?


沖縄と内地のバヤリースオレンジ

詳しい説明はmanabuさんの記事にお任せするとして、かいつまんで説明だけしますと日本で販売されているバヤリースオレンジはアサヒ飲料と沖縄バヤリースが製造しているものの二種類があって沖縄バヤリースで製造しているバヤリースオレンジは沖縄でしか買うことができない、というものでした。

この記事、ものすごい反響があったのですが記事を公開してすぐ、沖縄バヤリース、アサヒに譲渡 社員解雇、商品は存続という衝撃的なニュースがありました。沖縄バヤリースという会社は今年の12月31日で解散してしまうのです…。商品は存続ということですが、なんだか寂しいですね…。

そんな沖縄バヤリースさんですが、南城市観光協会と協賛で2014年10月15日〜19日まで南城市のあざまサンサンビーチ内の海の館・イノーという場所で特別企画展「アメリカ世に生まれた沖縄の味」という展示を行っています。本日はそちらをご紹介したいと思います。

 

沖縄ソフトドリンク史に刮目せよ

それでは特別展の様子をご紹介していきましょう。

入り口を入るとアメリカの本家バヤリースの歴史が古い写真とともに展示されています。バヤリースのブランド名はアメリカ人のフランクフランク・バヤリーさんから来ていて、果汁の殺菌技術の開発でそれまで炭酸飲料が主流だった市場に果汁飲料を流通させることに成功したのだそうです。

バヤリースを沖縄ではじめたのは後にショーン兄弟とD.E.マクガイヤーという3人。ショーン兄弟は後に沖縄市にある「プラザハウス」を開店した事業家なのだとか。

こちらは沖縄バヤリースの歴史が展示されているエリア。過去の写真や、雑誌などの記事などが集められています。

かつて沖縄バヤリースで販売されていた商品のポスターも展示されています。コーラ、グレープジュース、レモンジュースなんかがありますね。

沖縄では割と一般的な飲み物「げんまい」だったり、ルートビアも販売されていたことがあるようです。右上にシークヮーサージュースのポスターがありますが、シークヮーサージュースを一番最初に製品として出したのも沖縄バヤリースなんだそうですよ。

これはさらに変わりダネ。ラムネやシャンメリーなんかも作っていたんだそうです。

沖縄バヤリースの製品以外も展示されています。これは沖縄県で過去販売されていた「ベストソーダ」というソーダです。僕は知らないのですがその昔はソーダといえばベストソーダ、くらいの勢いだったのだそうです。創業者は南城市佐敷町の方だそう。

ベストソーダを作っていた会社は廃業してしまうのですが、その際にベストソーダの社長さんが味を引き継いで欲しい、と沖縄バヤリースに香料などのレシピを教えて

沖縄バヤリースが販売したのが左のポスターのSUNSON(サンサン)。この商品は2013年に瓶からペットボトルにパッケージを変えて復刻され、今なお買うことができます。ん?会場もあざまサンサンビーチ…まさかダジャレで会場決めてないですよね?

工場見学エリア
バヤリースオレンジができるまで

他にもバヤリースオレンジができるまでをビデオで見ることができる、工場見学エリアなんかもあります。これも興味深い!

 

特別展示は19日まで

というわけで本日は南城市はあざまサンサンビーチにて行われている沖縄バヤリースの特別展示のご紹介でしたが如何だったでしょうか。マニア垂涎のお宝から、当時を知る人には懐かしいものなどかなり資料は充実している印象を受けました。そしてなにより12月末日で沖縄バヤリースが解散してしまうので、こうやってまとまった展示を見る事ができるのははこれがラストチャンスかもしれません。

台風の影響で開催期日が短くなってしまいましたが、特別展示は19日まで行われています。興味のある方は是非とも足を運んでみて下さい。


この日は社長さん自ら展示を解説していただけました…!すごい…!

 

沖縄バヤリース特別企画展
アメリカ世に生まれた沖縄の味

2014年10月15日(水)〜19日(日)
11:00〜17:00
あざまサンサンビーチ 海の館・イノー(南城市知念字安座真1141-3)
入場料・駐車場無料

沖縄バヤリースさんのホームページにも詳細が載ってます。

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