2021.04.13

栄町にあるスナックの募集年齢が88歳から大幅アップされていた

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栄町にスタッフの募集年齢が20歳〜88歳のお店があるのだが、先日前を通ったら募集年齢が大幅アップされていた。

那覇市安里の栄町

栄町市場や社交街などがある那覇市安里地区。
戦前は真和志町間切安里村と呼ばれ、農村地帯に数軒のお店と住宅街そして学校があった静かな場所だったそうです。
ちなみにその学校は、第二次世界大戦時に「ひめゆり学徒隊」として知られる県立高等女学校と女子師範学校(県立一高女)。
戦争で一面は焼け野原、学校の校舎もすべて倒壊し瓦礫の山になりましたが、戦後米軍によって接収される土地が多い中、いち早く再開発が進み辻町にあった料亭などが集まってきたそうです。

現在の栄町社交街の地図。ちょこちょこと住宅街や自宅街(自宅街?)の表記がありますが、現在は飲み屋さんの名前が多いですね。
ちなみに「栄町」という地名は現在なく、あくまで通称です。過去には町名論争などもあったようですが。

「栄町」町名案で論争

那覇市町界町名整理審議会は由緒ある地名をできるだけ残す方針だが、「栄町は自分たちがつくった町だ」とする地域住民はその呼び名を正式の町名としたいと主張している。しかし、問題になっている栄町地域は字大道と安里からなり、戦前は第一高等女学校と沖縄女子師範があった場所であるし、また、有名な「上り口説」の一節に「大道松原歩み行けば、安里、八幡、崇元寺」とあり、昔から大道(ウフドォー)の地名で知られる、戦後は学校跡に各地から人々が入り込み、栄町と呼ばれる飲食街を形成したものであり、一高女と女子師範の同窓会である「ひめゆり同窓会」などが反対していた。
(中略)
次回の審議会までに川平朝申委員長、内間建設部長が地域住民と話し合いによって調整することになった。同委員長はこの問題について「公的地名と別に桜坂、十貫瀬、平和通り、崇元寺などの地名は依然残っている。由緒ある大道を町名にしたからといって栄町の名が消える訳ではない」と語っている。

第1巻 通史編 那覇市議会の歩みより

採用看板

さて、前フリが長くなってしまったのですが、沖縄の飲み屋街の楽しみのひとつが採用看板を見つけること。

募集じゃなく採用という潔さが好き。

こちらも採用しまくりです。

 

年齢大幅アップ

以前も栄町社交街で採用看板を見て歩いていたら、さすがに採用ではなく募集だったのですが、この看板が目に入りました。

スタッフ募集
元気で明るい方
20〜88歳

88歳といえば米寿、沖縄で言えばトーカチにあたります。模擬葬式を行う地域もあるのに、こちらではスタッフとしてギリいけるのです。

しかし、2021年。
昨年からのコロナ禍で飲食店も、お年寄りも(もちろん若者もですが)大変な中、ここの看板が更新されていたのです。

スタッフ募集
元気で明るい方
20〜100歳

まさかのカジマヤー超え。
100歳の人が生まれたのは大正10年なので鬼滅の刃の人たちと同世代です。

看板遍歴をストリートビューで確認してみると、
・2014年:20歳〜70歳まで
・2015年〜2019年:20歳〜88歳まで
・2020年:20歳〜100歳まで

6年で募集年齢が30歳アップしていました。
閉まっていたのでお店の人に話は聞けていないのですが、いつか入店していろいろお話を聞いてみたいです。
もしくは面接に行きたい。

その日まで新型コロナに負けず、元気で明るく生きていきましょうね!本日は以上です。

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