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旧盆のスーパー事情2021
2021年は20日～22日が旧盆にあたります。旧盆といえばオードブルを用意して、親戚一同集まって…というのが沖縄のお盆ですが、今年はコロナで今まで通りのお盆は厳しそうですね。
それでも県内スーパーには旧盆関連の商品が売り出され、旧盆ムードが高まっています。
さて、旧盆のスーパーの様子をDEEokinawaは2011年から記事にしたりしなかったりですが、毎年定期的にウオッチしてきました。と、いうわけで本日は2021年の旧盆のスーパーを巡って気になった事をまとめてみようと思います。
謎のアボカド、造花のソーローメーシ
お盆に仏壇に備えられる定番として、青バナナ、青パインがありますが2018年からサンエーでは「お供え用アボカド」なるものが販売されています。
一過性のものなのかな、と思っていたのですが2021年もサンエーでは「お供え用アボカド」が販売されていました。一定の需要はあるのだと思いますが、サンエー以外のスーパーでは販売されていないのでアボカドが今後受け入れられていくのか引き続き注目したいと思います。
ご先祖様が使う箸として、供えられる「ソーローメーシ」。メドハギという植物らしいです。
2017年くらいから造花が販売されていたのですが（多分これもサンエーだけだった気がする）、今年は回ったスーパーでは見つける事ができませんでした。お盆にしか使わないので、毎年使い回すよりも毎年買った方が楽だったのかもしれません。
マックスバリュの商品ポップが細かい
これはかねひでのポップ
お盆のお供えものは各スーパーでポップなどにどのような意味があるのか、というのが書かれていることが多いです。
そんな中、マックスバリュではソーローメーシに長短二種類が用意されていて、それぞれ「ご先祖様がお箸として使用します」「ご先祖様が足を洗うため、たわしのように使用いたします」と解説を用意。細かい解説いいですね…！
なお、仏壇にスイカやメロンなどを固定するために使われるガンシナ（ご先祖さまがお土産を持って変える運搬具としても使われる）も最近はカラーのやつがあるのですが、マックスバリュではワインレッドのガンシナが売られていて格好良かったです。
肉の売り方がダイナミック
お盆といえば、中身汁やイナムドゥチといった料理を作るのが沖縄。旧盆期間は精肉コーナーに肉の塊だったり、豚の腸が並びます。豚の中身（腸）は最近は真空パックされたものが並んでることが多いですが、
丸大では昔ながらのパンパンにつまったビニール袋が売られていて、これはこれでよいなぁと思います。
さらにユニオンでは塊肉や中身を好みの量取れるようになっていて、市場っぽさを感じます。
というわけで、旧盆前のスーパーの様子について今年もまとめてみました。
旧盆については
【旧盆休みスペシャル】沖縄旧盆セレクション
【旧盆】ご先祖様が旅立った跡コレクション
旧盆後のコーグヮーシの食べ方を探る
など、過去に記事をまとめていますのでそちらもあわせて読んで頂ければ幸いです。
また来年も旧盆のスーパーについては引き続きウォッチしていこうと思います。来年こそは親戚一堂集まって、旧盆ができるとよいですね…！
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