なんでも大東寿司化計画

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大東寿司とは大東島名物の、寿司ダネをヅケにしたにぎり寿司。ご自宅で簡単にできる大東寿司の作り方をご紹介(マネしないでね!)

沖縄県の離島、南大東島・北大東島はもともと私有地で八丈島からの移民が住んでいたという島である。そのため、文化的にも内地的なもの(たとえば奉納相 撲。沖縄の相撲は本土のものと異なる)が沖縄的なものと混じり合った独特な離島である。その島の名物のひとつに、サワラやマグロなどを醤油につけいわゆる 「ヅケ」にしたものを握り寿司にする「大東寿司」という食べ物がある。

昔一度だけ南大東島で大東寿司を食べたことがあるのだが、あの美味しさは今も記憶に残っている。…ん?でも寿司ダネを「ヅケ」にするだけなら自分でもできるのではないだろうか?

まずは正解を

 

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「丸寛」は中城村にあります。
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この日はセールで10カン¥550だった

しかし、大東島に行ったのは何年も前のこと。方向性を見誤らないよう、いったん本物を食べておくことにする。
というわけで、中城村にある大東寿司持ち帰り専門店「丸寛」で大東寿司をまずは購入。そうそう、この色。あの時食べた大東寿司そのものだ。

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さっそく開けてみる。ヅケにされて、飴色になった寿司ダネが食欲をそそる。実際に食べてみるとヅケにされた寿司ダネの味と酢飯の甘さ、そしてアクセントのワサビが程よく調和していてやはりうまい。これを正解として覚えておこう。

大東寿司化計画開始

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正解を心に刻んだところで、地元スーパー「サンエー」からお惣菜の握り寿司を購入。…この時点でなにか間違っている気はしないでもない。

 

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すごく適当なだし汁
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いちおうイクラも漬けてみた

とりあえず醤油・味醂でなんとなくヅケ用の出汁をつくる。たしか、大東島で聞いたときは3-5分くらいこの出汁に寿司ダネを漬けると言っていたのでまずはにぎり寿司をシャリとタネに分離。タネをタレにつけてみた。

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5分後、引き上げてみたらそこそこ良い色な気がする!とりあえず、シャリに戻してオリジナル大東寿司の完成!!

実食

それでは実食をしてみよう。まずはあまり期待していない、うなぎ・玉子、イクラから。


 ×うなぎ … しょっぱいものをヅケにしてもうまくない
 ×玉子 … なんだろう。とても残念な味
 ×イクラ … そもそも下味がついているのでしょっぱい

次はカニカマ、蒸しエビ、イカ。

 ◯カニカマ … あれ?カニカマなくせに意外にウマい!
 ×蒸しエビ … 味は染みているがヅケにはあわないなー。
 ×イカ … 味がしみてない。単なるイカ…。

最後にホタテ、サーモン、マグロ。これは意外に良い色で期待が持てる…っ!

 ×ホタテ … 味がしみてない…。
 △サーモン … そこそこおいしいか?しかしサーモンが勝っている感じ
 △マグロ … あんまり…。一番期待していただけに肩透かし。

結果は(まぁ予想はしてたけど)惨敗だった…。さっき食べた大東寿司を思い返してみると、かなりネタが薄切りだったのに対して、スーパの寿司はかなり厚切り、ネタがもっと薄ければ味がしみておいしかったのかもしれない。

いつか大東島に再びいきたい

結果としてはスーパーの寿司は大東寿司化不可能である。そんなにうまくいくはずもなく、やっぱりいつか大東島に行って大東寿司が食べたい…。と、夢を馳せるのであった。

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