2010.09.03

突撃会社訪問〜特殊看板を作る会社〜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
道を歩いていたら気になる会社とかありますよね。いつもは横目で見つつも通り過ぎますが、勇気を出して突撃してみました。

ゴジラが呼んでいる

沖縄市から車で県道329号線を南下していたある日、ふいに巨大なゴジラと恐竜のオブジェが目に飛び込んで来た。
obje_01.jpg
なんだろう?思わず車を減速させて見入ってしまう。
ゴジラの下には『看板/特殊造形』の文字。
看板屋さん?

(見学させてもらおうよー!ゴジラだぜー!!)
脳内の小さい私がキャッキャして言う。
ウム。では行こう!

ということで記念すべき突撃会社訪問第1回目のはじまり。
obje_02.jpg

すごい会社だった

突然の訪問にも笑顔で応対してくれたのは、沖縄市与儀にある創業45年の有限会社オブジェさん。
いろいろな看板を製作されているが、巨大オブジェとしては、沖縄こどもの国の入場ゲートや、国際通りのOKINAWA文化屋雑貨店の招き猫、Tシャツ屋从南のジューミーなどもオブジェさんが製作されたそうだ。
obje_04.jpg obje_03.jpg
この看板知ってる!見たことある!

どれも個性的で一度見たら忘れられないものばかり。
こどもの国なんかは3年前ぐらいから動物たちがいたような気がしていたけど、設置は今年の4月だそう。
え、まだ4ヶ月!?なにこの思い込み。
それだけインパクトがあるということでしょう。そういうことにしておいて!
obje_05.jpg

さっそく徳平代表にお話を伺った

ここ最近の製作物では、こどもの国のキリンが一番大きく高さ4m。
貝殻のレプリカのような1cmのものを作ることもある。
1cmから4m!何倍なのか計算すらできないぜ。

こどもの国の動物のミニチュアが残っていたので見せてもらう。
大きなオブジェでも強度計算をして作るので沖縄の台風でも安全だそうだ。
obje_06.jpg

山羊の等身大の置物を作りたい!

前々から家の庭に番犬ならぬ番山羊を置きたいと思っていた。
しかしオーダーで作ってもらうのは高すぎるらしい。
徳平さんは「自分で手作りしたらいいよ!」とおっしゃるので、等身大の山羊を作る方法を教えてもらった。

  1.ホームセンターメイクマンで発泡スチロールを買う。
  2.発泡スチロールを切る。
  3.着色

以上!
「これでそれなりに見えるはずよー」と笑っておられたが、それなりに見せるのは絶対難しいと思う。

本物に見せるためには何が大切か伺ったところ

「見せ場をつくること。どこに力を入れてを見せるか、また力を抜くかの、メリハリが大切」

とのこと。いや、それも素人には難関です。
でもいつか作ろう。
そのうち家が発泡スチロールまみれになることを、家人にはこの場を借りて謝っておきたい。
怒られる覚悟のある方はレッツチャレンジだ!

ちなみに徳平さんが作ったレプリカの葉っぱを客先で机の上に置いておいたところ、
お客さんは本物だと勘違いして手で払ったことがあるとか。
うんうん。レプリカだと知っていても、手で払ってしまいそうになるぞ。
obje_07.jpg

それもそのはず、徳平さんは昨年の技能グランプリで全国3位の高い技術をもっているのだ。
obje_08.jpg

ふらっと突撃させてもらった会社が凄い会社で恐縮です!

工場内

曲線部は職人さんの長年の腕が必要らしい。
obje_09.jpg

奥に妖精がいる!
obje_10.jpg

キジムナー。
obje_11.jpg
この子は県内のとあるがじゅまるの中に隠すそうだ。
いつかがじゅまるの中にキジムナーを見つけたときはこの記事を思い出してもらえれば嬉しい。

ハイテク機器もある

obje_13.jpg obje_12.jpg
画面に映っている球体を、ペンタブレット(えんぴつのようなもの)で凹凸をつけ形をつくる最新鋭の機器。
作った3Dデータは右側の箱の中で切り出されます。

少し触らせてもらったところ「うっひゃー楽しい!」
まるでペン先で球体を触っているような感触があるのだ。
押したら球体がへこみ、ひっぱったら突起物が伸びる。

「ほほほほ、欲しいぃい!!」

しかしめちゃくちゃ高いそうだ。当たり前か。

最終的にはこんな風になるらしい。
obje_14.jpg

おもしろいを基準に

事務所に入ったときから気になってしょうがなかったオブジェがあった。
どーん。
obje_15.jpg
この人はだれですか?

人形のモデルは徳平さんの息子さん。
打ち合わせで事務所に来られる方を「笑かしたろう!驚かしたろう!」という思いで製作されたそうだ。
なんですか、その大阪人のような精神!

徳平さんと息子さん。
obje_16.jpg
人形にそっくり!

徳平さんは言う。

「他と同じことはしたくない」
「大切にしているのは“技”」
「どれだけ機器がハイテクになっても、最後はアナログの技術力が人の心を打つ」

ハイテク機器を持ってこの精神。
最強ですね。そうですね!

スタッフのみなさんも和気あいあいとした雰囲気で、とても楽しかったです。
徳平さん、スタッフのみなさん、突然の訪問にも関わらずどうもありがとうございました。

----------------------------------------
有限会社オブジェ
http://www.e-objet.co.jp/
〒904-2174 沖縄県沖縄市与儀431番地
TEL:098-932-1946
FAX:098-932-1947
----------------------------------------

月間ベストワースト受付中

関連する記事

フォローしたらいいことあるかもよ

DEEokinawaの新着記事や裏話、面白写真などが毎日届くかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ