2014.09.03

【ももも】桃モッツァレラを派生させてみる

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先週あたりからTwitterで盛り上がっている「桃モッツァレラ」。沖縄っぽいフルーツだとどうだろうか。

夏休みも終わりかけようとした8月後半。
Twitter上で「桃モッツァレラ」というものが美味しい!と話題になりました。試してみた方も多いのではないでしょうか。
このメニュー、調べると2007年頃にレシピ本に掲載されたものらしいですね。それが今話題になったみたいです。
桃は7〜9月が旬。今が食べごろだということも関係しているのかもしれません。

さて、この「桃モッツァレラ」ですが、ご存知無い方のためにどんなものか再現してみます。

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用意する材料は
・桃
・モッツァレラチーズ

・白ワインビネガー(重要)
・塩
・胡椒
・オリーブオイル
・レモン

どの調味料を欠かしても桃モッツァレラにはならないそうですが、中でも味の決め手となるのは、白ワインビネガーかと思います。

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桃を切って
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モッツァレラチーズを手でちぎって

桃は食べやすい大きさにカット。モッツァレラチーズは包丁ではなく、手でちぎると味がなじみやすくなるのと、舌触りも良くなります。

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塩コショウを振りかけて
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オリーブオイルをかけてレモンの皮を散らす

次に塩コショウを振りかけます。塩と胡椒は別々で。塩は何でもいいと思いますが、胡椒は黒胡椒ではないと合わないと思います。
そしてオリーブオイルを掛けて、レモンの皮を散らします。

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これで完成です。
材料を切って調味料を振りかけるだけの簡単メニュー。

食べてみると、最初に桃の甘さと白ワインビネガーの酸味がやってきます。次にモッツァレラチーズの味とレモンの皮の苦みが。
完熟した桃の甘さとモッツァレラチーズの濃厚さ、白ワインビネガーの酸味がうまくまとまるワインに合いそうな一品ですね。

しかし桃って沖縄で栽培されていない。桃を沖縄っぽいフルーツに変えてみたらどうなるのか。今、沖縄で旬を迎えているフルーツを使って作ってみましょう。

【マンモ】マンゴーモッツァレラ

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そろそろ旬が終わるアップルマンゴー。アーウィン種というもの。国産マンゴーで出回っているものは、ほぼこの種かと思います。
沖縄では、6月頃から店頭に並び始め、今の時期になると収穫も終わり、贈答用のキレイなものでなければかなり安く買うことができます(1つ200円〜1000円くらい)。

momomo_09.jpgのサムネール画像
よく見るこんな切り方。食べにくいので普段はやりません
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ここまでは桃モッツァレラと同じ作り方

白ワインビネガーを振りかけるところまでは、桃モッツァレラの作り方と同じ。

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レモンの皮のパンチが弱いと感じたので、ここは沖縄っぽく「ヒラミレモン」の果汁をかけたいと思います。
ヒラミレモンとはシークヮーサーのこと。これも今、旬を迎えていて「青切り」というまだ未熟な青い状態のもの(酸っぱい)が収穫出荷されています。熟して黄色くなったものは甘酸っぱく生食用、こちらは冬に出回ります。

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マンゴーモッツァレラ。
追熟したマンゴーの味が前面に出てます。もう白ワインビネガーを消してしまうくらい。モッツァレラの味はマンゴーが無くなる頃に感じる程度。マンゴー多めだとデザートっぽくなるので、つまみとして食べたいならモッツァレラ多めがオススメ。レモンの皮の代わりにシークヮーサー果汁をかけましたが、めっちゃ合います。

とても美味しいですが、桃モッツァレラよりは全体のまとまりが弱い感じです。でも美味しいことは間違いありません。

【キツモ】キーツモッツァレラ

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先ほどのアップルマンゴー(アーウィン種)の旬が終わる頃に出てくるのが、このキーツマンゴー。
収穫後に追熟が必要だったり、お中元シーズンから外れたりするという生産リスクが高いために、栽培量が少ない高級品種。
国内だと沖縄でしか食べることができないかもしれません。大きいもので2kg近くになります。
1つ1000円〜3000円と高級ですが、収穫追熟が終わり、食べごろが近づいているものだと500円前後で売られていることも。

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買ってきたのは約1kgのキーツマンゴー。500円。追熟もいい感じで進み食べごろです。

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キーツマンゴーモッツァレラ
アップルマンゴーよりも全体がまとまっています。アップルマンゴー独特の後味のエグみというか舌に残る感じが無く、濃厚な甘さ。白ワインビネガーとシークヮーサーの酸味でまとめてくれている感じです。食感が桃と似ているのも関係しそうです。

個人的には桃モッツァレラよりこっちのほうが好きです。今しか食べることができない一品ですね。

【ドラモ】ドラゴンフルーツモッツァレラ

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7月頃から出回り11月頃まで楽しめるドラゴンフルーツ。サボテン科の果実で、酸味は無くサッパリした甘さです。今の時期だと1つ100円くらいで売られています。

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ドラゴンフルーツには果肉の色が赤・白・黄色・ピンクなどがありますが、出回っているもののほとんどが赤か白。ごくたまーに黄色やピンクを見かけることがあります。赤と白、どちらが甘いかと聞かれることがありますが、大きな違いはありませんが、何となく赤の方が味が濃い気がします。たぶん気のせいですが。

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ドラゴンフルーツモッツァレラ。
まず、見た目が寂しいですね。白いドラゴンフルーツに白いモッツァレラチーズ。赤いドラゴンフルーツならもっとキレイだと思います。
さて、味ですがかなり薄いです。ドラゴンフルーツはそこまで濃い味の果実ではないのでパンチがありません。合うと思っていた食感もイマイチまとまらず。全てが口の中でバラバラに主張しています。

決して美味しくないわけではないのですが、これといった感想も出ないのが本音です。

【パナモ】パイナップルモッツァレラ

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パイナップル生産量日本一の東村のパイナップル。そろそろ旬が終わりに近づいています。

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切る前から甘い香りが漂います。柔らかく熟したパイナップルはとてもみずみずしい。

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パイナップルモッツァレラ。
パイナップルの酸っぱさの次に甘さ、次いでモッツァレラの味。白ワインビネガーとシークヮーサーの酸味がパイナップルの甘酸っぱさに打ち消されています。

何か食べたことある味だと思ったけど、これピザで食べた味だ。ハンバーグの付け合せに良さげ。

【グァバモ】グァバモッツァレラ

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8月頃から10月頃まで出回るグァバ。沖縄ではバンシルーと呼ばれています。果実よりも葉を使ったグァバ茶の方がメジャーでしょうか。

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濃厚なグァバジュースも缶で売られていますが、独特の味。果実には種が多くありますが食べることができます。

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グァバモッツァレラ。
見た目はピンクと白でかわいい感じですが、グァバと白ワインビネガーが喧嘩してます。グァバ独特のエグみが口に残り何とも合いません。種はサッと取り除いたほうが吉。食感が種に全部持って行かれます。この組み合わせはあまりオススメしません。

甘くいい香りと、少しエグみのある味でギャップが大きい果実ではないでしょうか。

【スタモ】スターフルーツモッツァレラ

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これから旬をむかえるスターフルーツ。見たとおり切った断面が星に見える果実です。緑色のものはまだ未熟なので追熟させる必要があります。黄色くなった果実は甘酸っぱく梨に似た味。

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よく洗ったら、星の頂点にあたる部分をそぎ落とし、中心部も取り除きます。

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スターフルーツモッツァレラ。
スターフルーツ単体で食べるとあっさりした味ですが、このレシピにすると味が際立ちます。が、モッツァレラがスターフルーツの良さを打ち消している気がします。白ワインビネガーとスターフルーツの組み合わせはなかなかいいのですが。
シャクシャクした食感のスターフルーツとモッツァレラの食感がイマイチまとまりません。他のフルーツにプラスしてスターフルーツだと存在感が増すのではないでしょうか。

余りものを全部入れると最高に美味い

ということで、沖縄で栽培されているフルーツで桃モッツァレラを派生させてみました。
桃に似た食感のもの(柔らかいもの)や、旬のフルーツを使えば、わりと何でも合うのではないでしょうか。メロンとか合う気がします。スイカは合わなそう。

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フルーツモッツァレラ。東京なら1500円〜で売れるはず

ちなみに今回使ったフルーツを全部入れて作ってみましたが、モーレツに美味しかったです。朝ごはんに良し、デザートによし、ツマミにも良し。フルーツ単品ではなく数種類入れてみるのオススメです。

 

 

 

桃モッツァレラにつづいて、最近は「梨トースト」というものが流行りつつあるらしいですよ。

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