那覇人自慢の小石を探しに行く

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「那覇人(なはんちゅ)自慢のしっとり小石」というお菓子がある。ひょっとしたら那覇市のどこかには同じ小石があったりするんじゃないだろうか。

さて、タイトルだけ読むと全然意味が分からないと思いますのでまずは皆さんにご説明をしたいと思います。

皆さんは洋菓子店の「白バラ」をご存じでしょうか。県内だとスーパーの中に入ってたりしますね。過去の記事だとストレルカとは何なのか / ジャーマンケーキはドイツのケーキではない / THE レモンケーキ Vol.2などにも登場しています。

この白バラ洋菓子店で販売されているお菓子の中にちょっと変わった名前のお菓子があるのです。その名も「しっとり小石」

バターなどを使った洋風の皮にあんこが入ったおまんじゅう的な感じのお菓子です。割と全国的にこのタイプのお菓子はあるかもしれません。

パッケージをよく見てみます。正式な商品名は「那覇人(なはんちゅ)自慢のしっとり小石」。お菓子のネーミングとしてはかなり冒険してる気がします。那覇の人が小石を自慢してくる…実際は多分一生起こりえないシチュエーションなんじゃないでしょうか。

そんなことを考えていたのですが、ふと不安になりました。ひょっとしたら僕が知らないだけで那覇にはこんな形の石がゴロゴロしているスポットが存在して、このお菓子はそれをモチーフにしているんじゃないか…と。

というわけで、那覇市内で那覇人自慢の小石を探す旅に出ました。

那覇市内で小石を探す

「那覇人(なはんちゅ)自慢のしっとり小石」を片手に出発します。この形の小石を探す上でですが、ポイントは2つあります。ひとつは「小石の割には結構でかい」ということと、「ほぼ円形ですべすべしている」ということです。

路傍の小石と比較してみましたが、まぁこんな石ないですよね。
このまま路地を歩いていても永遠に石が見つからないので場所を変えてみることにしました。

 

海へ

環境を変えてみよう、ということでやってきたのは波之上ビーチ。那覇市で唯一の砂浜のある海岸です。このあたりの石は道ばたの石とはまた異なる感じなんじゃないでしょうか。

期待に胸を膨らませてビーチを歩いてみましたが、そもそもビーチにはそんなに小石が落ちていないことに気づきました。

海岸から少し離れた岩は琉球石灰岩でゴツゴツした感じ。

最終的に海近辺で見つけたもっとも似ている小石です。「そっくりだ!」みたいな感じで特集を終えたいのですが、さすがにこれは似てなさすぎる。

 

中国庭園はどうか

次はどこに行こうか…と思った時に近くに福州園があることを思い出しました。福州園は「那覇市制施行70周年記念」と中国福州市と那覇市の 「友好都市締結10周年」を記念して1992年に開園した中国庭園で割と変わった石像などが見られたと記憶しています。

ここにひょっとしたら目当ての小石が…。

入場料200円を払って園内を散策します。

めちゃめちゃツルツルした小石は見つけました。これがもっと大きければ…。

那覇人自慢の小石、これじゃないでしょうか(小石じゃない)。

だんだん自分が何をしてるのか分からなくなってきました。

 

川には丸い石があるんじゃないか

那覇人自慢の小石を片手に那覇を回ってきたのですが、いくら回っても絵面が地味な上にそろそろ手がお菓子のバターのせいかしっとりしてきました。

このあたりでそろそろ正解を探したいところです。

ちょっと考えたのですが、丸くスベスベした石、それは河原にあるような石なのではないでしょうか。那覇市で河原に降りられる場所があればそこには那覇人自慢の小石があるのではないか…。というわけで次は川を目指します。

やってきたのは那覇市の末吉公園。広大な緑が茂る末吉公園は中に安謝川が流れていて、河原に下りることができたと記憶しています。

河原にやってきました。那覇の市街地近くにこれだけ自然が残っているのはすごいなぁといつも思います。そろそろホタルの季節なのでホタルも見に行きたい。

小石を探します。

上流の方で小石を探していたのですが、割とゴツゴツしたやつしかなくてここも空振りか…と思ったのもつかの間。下流に下っていくに従ってだんだん丸い石が目に入るようになってきました。

そしてついに…

これだ…!

那覇人自慢の小石を発見しました。しかもですよ?河原の石なのでしっとりしているのです。つまり「那覇人(なはんちゅ)自慢のしっとり小石」=「安謝川の河原の小石」ということなのではないでしょうか。

…だからなんなのか、と言われたらそれまでなんですけどね。

 

小石を探して那覇を歩こう


拝所の石と那覇人自慢の小石

というわけで「那覇人(なはんちゅ)自慢のしっとり小石」を探してみるというお話でした。このお菓子がなぜこんなネーミングになったのかについてはそのうち白バラさんに聞いてみたいと思います。実際記事にしてみたら恐ろしく絵面が地味な上、盛り上がりもそんなにないという記事に仕上がってしまいましたが、何かのテーマを持って街を歩くというのはなかなか楽しかったです。

もしも那覇市でもっと似た石を知っているよ!という方がいらっしゃったら是非編集部にご一報くださいませ。本日は以上です。

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