2019.11.08

あれから一週間、首里城は今

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全世界に衝撃を与えた首里城の火災から一週間。首里城公園は現在、どうなっているのだろうか。

首里城公園の様子を見に行ってみた

首里城が、燃えている。

10月31日未明。あまりに悲しすぎる事件に、当日はなんとなく一日中呆然としていた気がします。
「これが悪い夢だったら良いのに...」多くの人々がそう願ったことでしょう。

そんな首里城の火災から一週間。
那覇市がふるさと納税を活用したクラウドファンディングのウェブサイト「ふるさとチョイス」を通じて受け付けている首里城火災への寄付金額はなんと4億円を超え(※11月7日 現在)、火災以降全面立入禁止になっていた首里城公園内の一部施設が11月5日に開園しました。

果たして、現在の首里城公園の様子はどうなっているのでしょうか。足を運んできました。

現在も現場検証が行われているということで、公園敷地内にはまだあちこち規制線が張られており、立ち入りができる箇所はかなり制限されていました。上空にはヘリが旋回し、警備員の数も多く、ものものしい雰囲気です。

そして平日とはいえ、人気がありません。こんなに空いている首里城公園は初めてです。

首里杜館(すいむいかん)の前にはこんな立て看板が設置されていました。

こちらは守礼門のすぐ近くにある教会の掲示板。
消火活動にあたった方々への感謝の言葉が記されていました。
 

守礼門〜久慶門付近

守礼門まで来るとどっと観光客の姿が増えました。

守礼門の変わらぬ姿を目にしてなんだかほっとします。
城壁から向こうのほとんどのエリアが立入禁止になっている今、やはりここが一番の見どころとなっているのでしょう。

守礼門をくぐった先、通常ならば写真右手奥に見える歓会門(かんかいもん)からお城エリアに入場していくのですが、その門は固く閉ざされていました。

すぐ手前までは行くことができるので、門の前で記念撮影をする観光客の姿も。

城壁に沿って脇道へと進んでいきます。実は最初はここも規制線が張られていて入れなかったのですが、少し別の場所を回ってから戻ってみると解除されていました。

テレビ局のカメラがレンズを向けている方向を仰ぎ見ると、火災によって焼け焦げ、崩れてしまった屋根が見えました。位置的に北殿でしょうか。この景色を目の当たりにして、ニュース番組で目にした衝撃的な映像は本当だったんだな...と改めて実感が沸きました。

こちらは久慶門(きゅうけいもん)。歓会門が入口ならば、首里城を見学したあとに通る出口にあたる門です。こちらも門が閉ざされていて、中の様子を伺い知ることは出来ませんでした。

万松院のほうまで続いている城壁沿いの遊歩道も立入禁止になっていました。
 

龍潭周辺

そのまま表の龍潭(りゅうたん)通りまで歩いて、池のまわりをぐるっと歩いてみました。

円覚寺前はまだ現場検証中とのことで通り抜けはできませんでしたが、龍潭沿いに突き当りまでは歩くことができます。

龍潭に住みつく鯉やカモ(バリケン)達の、いつもと変わらぬのんびりとした様子に心が和みます。
 

首里杜館周辺

最後に訪れたのは、情報展示室や総合案内所、レストランなどがある首里杜館(スイムイカン)。

観光客の姿はここでもまばらでしたが、お土産屋さんが軒を連ねるエリアではゆみこソフトの店も元気に営業中でした。

カフェ「龍樋(りゅうひ)」も、

レストラン「首里杜(すいむい)」も、

ショップ「紅型(びんがた)」も、元気に営業中でした。

ほんの微々たるものですが少しでも貢献できれば...と、カフェ「龍樋」でシークヮーサーミックスソフトを購入。
さっぱりとした甘さが心に染み渡りました。

「まさか首里城があんなになっちゃうなんて、寂しいもんだねぇ...」
近くに座っていた県外からの観光客らしきご夫婦の会話が聞こえてきました。うん、本当に悲しいです。でも、ここに足を運んでくれてありがとうございます。いち県民として、そんな気持ちでいっぱいでした。
 

これからの首里城を見守りたい

というわけで、火災から一週間経った首里城公園の様子をお届けしました。
周知のように正殿は完全に消失してしまいましたが、龍柱など一部の施設は焼け残っており、現場検証が終わり次第少しずつ立ち入り可能なエリアが広がってくるのではないかと思います。

時間は戻せませんが、時間の経過とともに少しずつ、みんなが前向きな気持ちになってきたように感じます。
ヒヤミカチ首里城。
決して急がなくてもいいから、いつの日にかまた沖縄のシンボルとして、ウチナーンチュのアイデンティティとして、あの凛と佇む美しい紅い城をまた見ることが叶うといいなと思います。

最後にひとつ、これはダメだろうという紛らわしい駐車場案内看板があったのでみなさまに注意喚起をば。
龍潭通りから首里城方面に向かうと、県営駐車場の手前に民間駐車場の下記のような看板が掲げられていると思います。

ぱっと見て県営駐車場が満車だと勘違いして右折してしまう人も多いと思いますが、首里城公園のウェブサイトから空車状況が確認できるので、まずは料金も安く首里城にいちばん近い県営駐車場に行ってみることをおすすめします。

実際、県営駐車場に行ってみるとガラガラでした。しかも駐車料金は時間制ではなく、小型車なら1回分320円と良心的。地下なので車内が暑くならず、時間も気にすることなくゆっくり公園内を見て回れます。
人を騙すような紛らわしい看板、良くない!ということで、おせっかいながら注意喚起をして本日の記事を締めたいと思います。

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