2013.04.19

風景印を集める vol.01

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郵便局で押してもらえる地域独自の図案描かれた風景印。地域性が出ておもしろいので集めてみました。

みなさんは風景印をご存知でしょうか?
風景印とは郵便局でもらえる記念消印の一種で、正式名称は風景入通信日付印(ふうけいいりつうしんにっぷいん)といいます。
すべての郵便局で実施しているわけではありませんが、風景印がある郵便局に行くとその地域独自のお祭りや風景を図案化したスタンプ(風景印)を押してくれます。
これがマンホールと同じく、集めてみるとなかなか面白いのです。ということで今日は風景印を集めてみました。

那覇中央郵便局

まずは那覇中央郵便局。
那覇中央郵便局は沖縄で唯一ゆうゆう窓口が年中無休で24時間開いている郵便局です。

風景印をもらうには50円以上の切手が貼られた台紙か封筒、もしくは50円の郵便はがきを窓口に出し、風景印を押してほしい旨を伝えましょう。

すごい大きな朱肉が出てくる

まずは本番のハガキに押す前に必ず練習として捨て印を押してから。

収集している人も多いので、失敗できないプレッシャーがあります

こちらが中央郵便局の風景印。

シーサー、そして沖縄県の花であるデイゴがあしらわれています。

 

那覇市美栄橋郵便局

続いては那覇市美栄橋郵便局の風景印。

那覇市美栄橋郵便局は沖縄県庁と那覇市役所の前、パレット久茂地の1階にあります。

こちらが美栄橋郵便局の風景印。パレット久茂地と那覇市の花、ブーゲンビリアが風景に描かれています。

 

那覇市首里郵便局・首里北郵便局

続きましては那覇市の首里郵便局。

こちらの風景印は

首里城。下の方の家紋みたいなやつは琉球王朝時代の王様、尚家の家紋だったかと思います。ちなみに首里郵便局のすぐ近くに首里北郵便局があるのですが

図案は全く一緒です。

 

那覇市首里汀良郵便局

那覇市首里の汀良(てら)郵便局

先ほどの美栄橋郵便局は周辺の風景を図案化したものでしたが、汀良郵便局の風景印はこちら。

獅子舞

これは旧暦8月15日の十五夜に汀良で行なわれる十五夜獅子舞の図画。

汀良町の獅子舞は沖縄県内で最も古く獅子舞の発祥とも言われています

レポートはこちらから
この風景印を見ていると、あの日の興奮が思い出されます!

浦添市前田郵便局

こちらは浦添市前田にある郵便局。浦添市といえば何もないことが有名ですが(失礼)風景印の図柄はどのようなものなのでしょうか?

ドキドキしながら風景印をもらうと…

これが浦添市前田の風景印。左の男性二人は市の無形文化財にも指定されている「前田の棒」、右側は(多分)浦添市にある国立劇場おきなわ(読者の方から指摘を頂きましたがこちらは浦添市前田にある「沖縄国際センター」ではないかとのことです。情報ありがとうございます!)、そして下側にあるのは浦添市花であるオオバナアリアケカズラのようです。

 

与那原郵便局

最後は与那原町にある与那原郵便局。
与那原といえば沖縄の三大綱引きと呼ばれる与那原大綱引き。

毎年8月に行なわれる一大イベント

与那原郵便局の隣の壁にも大きく綱引きの絵が書いてありました。

ということでもちろん風景印もこちら。

綱引き!

ちなみにマンホールも綱引きです。

このブレなさはステキですね。

風景印から地域を見よう

以上、いろんな地域の風景印を集めてみました。

今回は集める目的で押してもらったので郵便物を発送をしていませんが、ハガキや切手に押してもらうのでこのまま郵送も可能です。
その地域をまわった旅の思い出として集めてみたら面白いのではないでしょうか。

また、窓口で直接もらうだけでなく、郵便で押印を依頼する「郵頼」という方法もあるそうです。
詳しくは調べてみてください。

大変興味深いので、これからちょくちょく沖縄の風景印を集めたいと思います。
お楽しみに!

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