2013.06.04

【入りにくい店に入ってみた】マイハウス

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好評のシリーズ【入りにくい店に入ってみた】。すごく入りにくい店構えだけどなんだか気になっちゃうあの店この店、意を決してどんどん踏み入れていこうと思います。沖縄にはディープなお店がまだまだたくさん眠っているのです。

沖縄の街を歩いていて大通りからふいっと路地裏などに入ってみると、営業しているのかいないのかも分からない、もんのすごく入りにくい雰囲気のお店に出会うことがあります。
通るたびに気になって興味はあるのに、扉を開けるのにすごく勇気がいるような。

そこにあえて挑戦していくシリーズ、名づけて【入りにくい店に入ってみた】。

第一回:食堂 自流
第二回:カムイラーメン喫茶
第三回:平和食堂
第四回:聚楽苑(じゅらくえん)
第五回:マカビペット店
第六回:お食事の店 ホームラン
第七回:すきやき&おでんハウス 笑
第八回:USレストラン
第九回:宮古島の丼喫茶
第十回:お食事処 栄

今回は第八回でご紹介した『USレストラン』に続き、米兵御用達ゆえの入りにくい店をお届けします。
 

普天間基地のゲート近くにある入りにくい食堂

宜野湾市の普天間基地メインゲート入口近く、国道58号線とパイプラインが交差するあたりにある食堂(パーラー?)『My House(マイハウス)』。
目立つ場所にあるので、見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

大通りに面しており窓ガラスも多く開放的な雰囲気ではあるものの、場所柄いつも基地関係者と思われるの外国人でにぎわっており、日本人はなかなか入りにくい雰囲気を醸し出しています。

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プレハブでできた簡素な建物で周りにはサボテンやパパイヤなどが植えられており、外観からして異国情緒満点。

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ドアも大きくアメリカン仕様。どこか外国のダイナーの入口のようです。
張り紙には、『Operation Arigato!! - Thank you for "Operation TOMODACHI" We recommend it!!』と書いてありました。

それでは意を決して中へ。
 

店内もアメリカン

店内は思ったより広く、明るい雰囲気。
この日はディナーには少し早い17時頃に訪れたからか、先客はいませんでした。

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木でできた大きなテーブルがいくつか
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カウンター席はパパイヤビュー

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片隅には何故か木彫りの熊。
ちなみにSoftbankとauのWi-fiが使えるようです。

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コーヒー缶やトマト缶を再利用した灰皿。こういうのもなんだか外国ちっくですね。

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テーブルや柱には英語の落書きがたくさん刻んであります。

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琉米の文化が混在するカウンター。

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漫画コーナーには懐かしの『BANANA FISH』が並んでいました。米兵たちに人気なのでしょうか。
 

メニューも琉米混在

ではいざ注文のためカウンターへ。

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写真入りのパネルと食品サンプル、手書き文字のメニューから選びます。

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Extra Spucy Curry。気になる。見えづらいですが、値段の下あたりにピンク色の蛍光ペンで『Don't Cry』と書いてあります。辛いもの好きな方は是非挑戦してみてください。

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沖縄料理もあります。これはソーキの煮付け。

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『Fu-』はフーチャンプルーですね。

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食品サンプルの中から、ホットドッグ的な謎メニュー『Conbination(コンビネーション)』を注文してみることに。
もう一品はマイハウス一番人気メニューの『テリヤキライス』を注文。
 

外国人にも日本人にも合うお味

「お待たせしましたー!」

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できあがると呼ばれるのでカウンターに自分で取りに行きます。

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ごはんの上に甘辛いタレがたっぷり絡められた柔らか〜い鶏肉がオン。
外国人も大好きであろう味付けで、なるほど一番人気なのもうなづける美味しさです。汁物とキムチ付き。

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そしてこちらがコンビネーション。ふわふわ甘めのパンに薄切り牛肉・タマネギ・ピーマンを挟み、とろっとろのチーズがたっぷりとのっています。

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かぶりつけないこのデカさ
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ナイフとフォークで優雅に

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ナイフで切るとチーズの雪崩が。チーズがとろとろでたっぷりかかっているので、まるで濃厚なクリームシチューを食べているような感覚。パンだからとちょっと間食のつもりで注文してしまうとえらいことになります。
注文カウンターにケチャップがあるので、途中でピザトーストっぽく味を変えながら楽しむこともできます。

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「味はどう?美味しい?」とキッチンから声をかけてくれたのは、この日店を切り盛りしていた元気なおばちゃん。
ちょっとお話を伺ってみました。

「そうね、この店はもう30年ぐらいになるかねー。あ、私はまだ4年なんだけどね。月曜日から木曜日までは基本的に一人でやって、週末は二人とか。他に忙しかったら呼んだりもするけどね。」

何名かでやっているかと思いきや、なんとレジ・接客・調理まですべて一人でこなしていました。かっこいい!

「ここは基地の人がたくさん来るよ。ベトナムとかに行く若い人たちなんかも、沖縄に帰ってからまた食べに来てくれるのよ。店のテーブルに名前がいっぱい彫ってあるでしょ。またここに帰ってこようって思ってみんな彫っていくさ。だからこの机だけは絶対に変えないで、このまま。

私は英語は話せないよ。サンキュー、イエス、ノーぐらい(笑)。でもちゃんと通じるよ。注文は指さしてもらえばいいし、値段が分からなければ、ほらこうやって電卓見せて。目と耳があればなんとかなるさーね(笑)。」

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なんとも逞しくかっこいい沖縄のアンマーが切り盛りする、米軍御用達の食堂マイハウス。
入りにくさに負けず、是非みなさんも訪れてみてくださいね。

美味しいテリヤキライスとコンビネーションをごちそうさまでした!

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