沖縄の郷土料理をカレーにする試み

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沖縄の郷土料理「いなむどぅち」をカレーにした商品がうまい。ということは他の沖縄の郷土料理的な汁物をカレーしたらうまいんじゃないだろうか。

「ちゅら海の防人カレー」に新作が

そろそろ8月も終わりですが、沖縄はまだまだ暑い日々が続いてますよね。そんな暑い日に食べたいものといえばカレー(個人的にですけど)。で、カレーといえばですね


沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.3

オキハムから「ちゅら海の防人カレー」という商品が那覇空港限定で発売されているのをご存じでしょうか。

「海上自衛隊那覇航空基地の給養員長(いわゆる料理長)が監修を務め、海上自衛隊オリジナルレシピを使用し、何度も試行錯誤を繰り返した末、ようやく味の再現ができた海上自衛隊のカレー」ということなんですが、これがマジでうまいのです。

どのくらいうまいかといえば、これだけ買いに那覇空港にたびたび行くくらいのうまさなのです。

で、ですね。最近こちらの「ちゅら海の防人カレー」に新しいシリーズが出てるんです。

それがこちら「ちゅら海の防人カレー いなむどぅち」。

「いなむどぅち」とは沖縄の祝い事などで出されるとされる汁物で、豚肉、こんにゃく、カマボコ、椎茸などの具材を白味噌で仕立てたものですが、それがカレーになったという事なんだと思います。


個人的にはこんにゃくは余計な気がするよ

レトルトを温めてみると、確かに具材にこんにゃくが。そしてこれもめちゃめちゃうまいです。カツオ風味がカレーとよく合って、コクのある和風カレーといった感じです。ちょっと甘めな味付けは白味噌でしょうか。個人的に自衛隊レシピのカレーはハズレがない気がします。

と、ここまで「ちゅら海の防人カレー」を絶賛する内容だったのですが、本題です。いなむどぅちをカレーにするとうまい…ということは沖縄の郷土料理的な汁物をカレーにしたらうまいんじゃないでしょうか。というわけで本日はカレーばっかり出てくる記事です。

 

お前もカレーにしてやろうか

というわけで、カレーのベースとなる沖縄の郷土料理的な汁物を集めてきました。左からてびち汁、山羊汁、いなむどぅち、イカ汁、中味汁です。まずはラインナップについてちょっと詳しく見てみましょう。

てびち汁

白味噌が別でついてます
脂がすごい

まずはてびち汁。てびちと大根、ニンジンなどの野菜、結び昆布が入っています。粉末味噌が別添えされていて後から溶かすようになっています。てびち汁って普段はあまり食べない気がするのですが、昔ながらのスーパーなんかのお総菜コーナーなんかに置いてあるのは見たりします。レトルトのものは味噌味でしたが、しょうゆ味だったり色々バリエーションがあるようです。

山羊汁

山羊臭がすごい
山羊肉だけ

続いて沖縄の汁物といえば山羊汁。具材は山羊肉のみで味付けは塩ベースでしょうか。パウチを開けた瞬間から山羊の独特の臭いが漂います。好き嫌いがはっきり分かれますが、僕は割と好きです。

いなむどぅち

これも味噌別添えです
白味噌ベースのみそ汁

お次は「いなむどぅち」。「ちゅら海の防人カレー いなむどぅち」がかなりうまかったので、これもカレーにしたらうまいのか試してみたいと思います。

具材は豚肉、こんにゃく、油揚げ、椎茸。白味噌仕立てです。沖縄のスーパーでは「いなむどぅちみそ」「いなむどぅちこんにゃく」など専用の具材が売られてるのですが、そんなにいなむどぅちを作っている家庭は見かけないような気がするのですが気のせいでしょうか。

イカ汁

漆黒
インパクトはすごいよね

続いては「イカ汁」。見た目のインパクトがものすごい料理ですが、豚肉とイカの汁物で濃厚な味わいです。沖縄の海産物料理屋さんなんかで食べる事ができます。うまいのですが、食べた翌日のトイレでいつも自分の健康状態を疑ってしまいます。

中味汁

お盆の定番
澄んだスープ

最後は豚の腸を使った中味汁。具材は中身(豚の腸)、こんにゃく、椎茸など。お盆では定番の汁物で薬味にはおろしたショウガを添えたりして食べます。行事ごとでめっちゃ出てくるので余り物がカレーにできるのであればすごい発見なんじゃないかと思います。

 

これらの汁物を温めて、カレールーを入れるのですがとりあえずカレールーはシンプルにバーモントカレーの中辛をチョイス。

全部の汁物を一つずつ鍋に入れてカレールーを溶かす作業が面倒だったので、それぞれカレールーを入れた後、電子レンジで2分加熱しています。

 

沖縄の郷土料理をカレーにするとうまいのか

全ての汁物にカレールーを溶かし終えました。イカ汁汁とか見た目にほぼ変化がないものもありますが、それぞれ実際に食べてみましょう。沖縄の郷土料理をカレー化する試みはいかに…!

てびち汁

やっぱり脂がすごい
意外とうまいぞ

てびち汁をカレーにした「てびち汁カレー」ですが、見た目的には表面の脂がすごいことになってます。あまり期待せずに食べたのですが、かなりうまいです。ちょっとあっさり目の味付けなてびち汁ですが、カレーを入れることによってものすごくコク深い味わいに。これ、商品開発したら売れるんじゃないかと思うんです。

山羊汁

カレーに勝つ山羊臭
うん…。

続いては山羊汁。カレーを入れたのですが、臭いは普通に山羊汁です。味は嫌いではないのですが、山羊臭さが半端ないのでもっと山羊汁に対するカレールーの量が多い方がいいのかもしれません。ちょっとパンチが効いた山羊汁みたいなものが出来上がりました。

いなむどぅち

カレーっぽい
表情に乏しいですが、うまいと言ってます

続いてはいなむどぅち。「ちゅら海の防人カレー」には及ばないんですが、かなり味的に近いものができあがりました。カツオ出汁と白味噌がカレーによく合って和風の上品なカレーに仕上がりました。たまに無性に食べたくなる感じです。

イカスミ汁

ちょっとだけ黄色くなった
イカスミ汁だ

続いてあまり見た目に変化がない、イカスミ汁。味はほとんどイカスミ汁の味でした。イカスミの味って普段なかなか存在がわからないのですが、こうやってカレーにしてみるとかなり主張が強いことが分かります。

中身汁

中身が見えない
これはダメだった

最後は中味汁。結構期待していたのですが、中身のにおいとカレーの香りが致命的に合いません。お盆でめちゃめちゃ作って余ることもある中味汁ですが、カレーにするのは厳しそうなので、また別の調理法を考えたいと思います。

 

というわけで、5種類の郷土料理的な汁物をカレーにしてみましたが、意外と一番おいしいと思ったのはてびち汁。時点でいなむどぅちでした。両者ともに白味噌仕立てなので、カレーと白味噌があうということなのかもしれません。てびち汁が余っていたら是非とも翌日はカレーに!…と思ったんですがまぁ家庭でてびち汁を作る事ってそうないですよね。

つらつら記事を書いていて、今オチを考えているところなんですが、最終的に皆さんにお伝えしたいことは「ちゅら海の防人カレー」がうまい、ということです。ノーマルは那覇空港限定、いなむどぅちは沖縄県内限定らしいのでお土産にもよいかもしれません。県内の方も探してみて下さいね。

以上、オキハムの記事広告みたいな内容になっちゃいましたが、本日は以上です。これをカレーにしたらうまいんじゃないのか、とか余った中味汁はこれにすべし、みたいなアイディアをお持ちの方は編集部に教えてくださいね。

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