2018.12.13

まじないで緊張感をふっとばせるか

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先日久しぶりに人前で話す機会があった。想定よりも参加者の人数が多く緊張していたら、ものごとに恐れなくなる呪いを教えてもらった。

先日、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)さん主催の「うちなー観光ナビゲーター養成講座」に登壇させていただきました。


うちなー観光ナビゲーター養成講座(全7回)

2時間の講座だったので、2時間も何を話そうというところがハードルが高かったのですが、参加者の方と和気あいあいできればいいなーと気軽に請け負ったのです。
担当の方からは参加者は40人ぐらいと伝えていただいていたのですが、わたしの中のイメージではこれぐらいのこじんまりさ。


写真は国頭村与那のおばあだけのクリスマスパーティーです

しかし、会場に到着してみると、わたしが想像していたイメージは願望からの現実逃避だったことがわかります。


なんか広いし、椅子もいっぱいあるし、ちゃんとしないとアカンやつだ!

このセミナー独特の「さぁ聞きましょう」という雰囲気の中で話すのは緊張するのです。
思わず、編集部の2人に助けを求めます。

するとすぐにホンダさん(やんばるたろう)から謎の画像が送られてきました。
これは佐喜眞興英氏の著書『シマの話』に出てくる夜行物事に恐れざるマジナイ

我 是 鬼
此三字ヲ右ノ掌ニ記、堅ク握リ出立ツ(日取帳より)

物事に恐れないようにするには「我是鬼」と右のてのひらに書いて堅く握って立て、ということらしいです。
わたしは鬼だ、ってすごいな。

右利きなので右手には自分では書けないため、この事業を担当しているゲストライターの牧さんに書いてもらいました。
めっちゃいい笑顔!


堅く握れとあったから握ったら滲んだ

さぁ、わたしは鬼になって緊張せずにきちんと話すことができるのでしょうか。

沖縄の正しい迷い方

この講座は観光業界で働く方を対象に、普段の業務では得難い、沖縄の魅力につながる歴史文化、自然、沖縄のユニークさ等について学ぶことで、国内外の観光客の満足度をさらに向上させることが目的となっています。

わたしが担当した回は「ユニークな沖縄を伝えよう」ということで、DEEokinawaならではの「沖縄らしさ」の見つけ方、楽しみ方をお伝えしました。

みなさんめっちゃちゃんと聞いてくれている!
こんな中、わたしはガチガチに緊張して泣いたのか、鬼になれたのか、呪いの効果やいかに?

緊張しませんでしたー!(鬼にもなってないけど)
参加者の方からも「面白かった!」「また次が何かあればぜひ聞きたい!」と言ってもらえて、ありがたいことに好評でした。よかったよかったー。

ということで、「我是鬼」の呪いは効く(たぶん!)。
みなさんも夜行物事に恐れそうなときはぜひ右の手のひらに書いてみてください。

 

うちなー観光ナビゲーター養成講座

今回わたしが登壇した「うちなー観光ナビゲーター養成講座」ですが、全7回のレギュラー参加はすでに締め切っていますが、各回単発での申し込みは可能なようです。
各回1週間前までの参加受付だそうなので、気になる講座がある方はお早めに。
ただし受講対象は、「観光業」に携わっている方となります。


うちなー観光ナビゲーター養成講座(全7回)

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