ヒージャーキーで山羊汁がつくれるか

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山羊肉をジャーキーにした「ヒージャーキー」をご存じだろうか。これ、煮込んだら山羊汁になるんじゃないか。

みなさん昨日の「妊婦が山羊汁を食べるとお産の日程が早まるのか?」はご覧になりましたでしょうか?これを読むと山羊汁効果スゲーなって思いますよね。そして本日も山羊ネタなんです。

皆様はオキハムさんから発売されている山羊肉のジャーキー「ヒージャーキー」というやつをご存じでしょうか?

ヒージャーキーはあの山羊の強烈な臭いを押さえつつ、誰でも食べやすいように山羊肉を加工したジャーキー。「ヒージャー(山羊)」+「ジャーキー」でヒージャーキーというダジャレっぽいネーミングもイカしています。

沖縄ならではの珍品!
ヒージャーを唐辛子で仕上げたもの

実際に食べてみたんですが、袋を開けてもほぼ無臭。あの山羊の強烈な臭いは漂ってきません。肉は甘辛く味付けられていて、噛んでいくと最後にほんのりと口の中に山羊の臭いが広がります。これなら山羊が苦手な人でも食べやすいんじゃないかと思います(しかしながらそこまでして山羊を食べたいのかという問題はありますが)。


味は甘辛く仕上がってます。

で、まぁタイトル見たら大体何をやるのか分かってると思うんですが、ヒージャーキーを食べてる時にふと思ったんです。

「このヒージャーキーを煮込めば山羊汁が作れるんじゃないのか」

ってね。

 

まずは正解を食べに行く

ヒージャーキーを煮込んで山羊汁をつくる、という本企画ですが山羊汁ってお祝いの席などで出されることはありますけど、なかなか日常的には食べる機会がありません。

「どれだけ山羊汁なのか」を測るためにオーソドックスな山羊汁を食べに行ってきました。上の写真は八重瀬町にある「仲地山羊料理店」。割と山羊汁で有名なお店です。

こちらの山羊汁は1300円。

注文して出てきたのがこちら。山羊汁とごはん、薬味にしょうが、付け合わせに島らっきょうの漬け物がついています。


肉も箸でホロホロと崩れるくらい軟らかい

山羊汁の味付けはシンプルに塩味。塩味が足りないときは卓上の塩を加えて味を調整します。うまい山羊汁はそこまで山羊臭くありません。山羊の香りと臭み消しのフーチバー、薬味のしょうががいい感じで調和してご飯が進みます。ちなみに沖縄でも山羊が食べられる人と、山羊が食べられない人がいますが、僕は割といけるクチです。

ここで食べた山羊汁を正解として記憶しておきます。

 

ヒージャーキーを煮込んで山羊汁を作る

正解が分かったところで、早速山羊汁を作ってみましょう。

まずは煮立ったお湯の中にヒージャーキーを投入します。本来の山羊汁の材料の山羊肉は骨付き肉を使い4-5時間かけて強火で煮込んでいくらしいのですが、ヒージャーキーはペラペラなのですぐ仕上がりそうですね。

煮込んでいくと水が茶色に。ジャーキーに染みこんでいた味付けが煮出されてきたようです。強火で煮込むとどんどん鍋の水が無くなっていくので、ちょこちょこ水を足して煮込んでいきます。

本来の山羊汁同様、5-6時間くらい煮込みたかったんですがジャーキーが薄いので1時間くらいの煮込みで仕上げに入ります。

まぁ仕上げといってもフーチバーを入れてちょっと煮るくらいなんですが。

こうして出来上がった山羊汁が上の写真です。正直な話煮込んでる間にものすごくアクがでるわけでもなく、ジャーキーの味が出てるようなので特に味付けもせず、本当にただ水入れて煮込んだだけのお手軽クッキングでした。

 

ヒージャーキーで山羊汁はできたのか

というわけで、特に苦労なくできてしまった山羊汁。

本当に山羊汁になっているんでしょうか?早速味見してみたいと思います。

まずは臭いを嗅いでみます。

……………。

あ、これ山羊汁の臭いだわ。

ジャーキーの時はほとんどしなかった山羊の臭いが、水から煮込むことによって戻ってきたようです。臭いは普通に山羊汁っぽくなっています。

気になる味はどうでしょうか…。

……………。

これ。

めちゃめちゃうまい。

なんということでしょう。全く味付けしてないんですが、ジャーキーについていた甘辛いタレみたいなものがよい味付けになって、山羊の旨味も感じられます。正解の山羊汁とは違いますがこれはこれで全然うまい山羊汁が出来上がってしまいました。ヒージャーキーには唐辛子が使われていて後味がちょっとピリ辛なんですが、それもこの山羊汁によいアクセントを加えているようです。

事務所の人にも
好評だった。

万が一、僕の舌が壊れている場合も想定してDEEokinawaの事務所にいたみんなにも食べてもらったのですが、みんな口を揃えて「これはうまい」という評価でした。

ただ、出汁が溶け出したジャーキーはそんなにうまく無かったです。1時間しか煮込んで無かったため、肉がまだ固かったので4-5時間くらい煮込めばもっと美味しく頂けたかもしれません。

そのあたりは次回(があれば)の反省点としたいと思います。

 

山羊汁業界にイノベーション

というわけで「ヒージャーキーを煮込めば山羊汁になるのか」という本企画でしたが、結論としては「めっちゃうまい山羊汁ができる」ということでよいかと思います。本当にこれ、美味しさを伝えられないのが悔しいくらいです。皆さんも是非試してみて下さい。

ヒージャーキー自体はジャーキーなので割と日持ちするわけで、この発見により場所を選ばず簡単に山羊汁を作る方法が確立されたことになるわけです。「インスタント山羊汁」…これはまさに山羊汁業界のイノベーションといえるんじゃないでしょうか。

ただ、今回の山羊汁ですが、ヒージャーキーを4袋使ってましてお値段1,296円。それだったら冒頭で出てきた「仲地山羊料理店」にて1,300円で山羊汁食べた方がいいんじゃないかという気もします。

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