2015.10.26

ちんすこう業界必見!新ちんすこうを考えてみた

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ちんすこうをチョコレートでコーティングした「ちんすこうショコラ」があるが、他のものでコーティングすることで新しいちんすこうを考案できるのではないか。試してみた。

みなさんお久しぶりです、HIGAです!
ここ最近沖縄も寒くなり正月休みへの期待が高まる季節になってきました。
シーサーと 石敢當を持って白川郷に行ったことが懐かしく思えます。

さてさて、本題の『ちんすこう業界必見!新ちんすこうを考えてみた』ですが、
ちんすこう業界必見! って言える良いアイディアが思いついたんです!

それは、コーティングのバリエーションを増やす事です。

その前に、ちんすこうについてもの凄くさら〜っとおさらいしましょう。

 

ちんすこうとは

歴史

琉球王朝時代、 包丁人が中国(福洲)で習得したお菓子と、薩摩藩をもてなすために学んだ日本菓子を、琉球独自の菓子として作り上げたものだそうです。

味と形のバリエーション

『味』
本体の味は同じみのプレーン味から派生し、塩・パイン・ゴーヤー・シークヮーサー・紅芋・マンゴー・黒糖・ココナッツ・チョコ・イチゴ・抹茶・胡麻など豊富にあります。

『コーティング』
チョコ(ホワイトや抹茶など)でコーティングしたものや、スノーボールのように粉砂糖でコーティングしたものがあります。

『形』
形は丸型・細長型が主流で、島型の変り種ちんすこうもありました。
(名前と形から男性のシンボルを思わせる商品も)

最近の新商品

最近では、「ちんすこう×アイス」や「ちんすこう×菓子パン」などの新たな商品も出てきています。

 

ではなぜ、コーティングのバリエーションを増やすのか?

上記の 味と形のバリエーションから鑑みると、
『本体の味』のバリエーションはかなり多いのですが、
『コーティング』されたちんすこうのバリエーションはほぼチョコレート一択。バリエーションが多くありません。

そうです!出し尽くされて差別化が難しい本体の味ではなく、あまり開発されていないコーティングのバリエーションを増やすことで差別化を計ることができるのではないでしょうか。

そこで以下がぼくが提案するコーティングちんすこうです。

・あんこでコーティング
・キャラメルでコーティング
・ピーナツバターでコーティング
・黒糖ピーナツでコーティング
・チーズでコーティング
・ポークでコーティング
・タルタルソースでコーティング
・スモークサーモンでコーティング
・サーターアンダギーのクルトン乗せでコーティング

…最後の方が若干投げやりになってきてる気がしますが、大目に見てください。

材料を揃えてさっそくコーティング開始です。

 

新しいちんすこうは誕生するのか

いきなりですが、上の写真がそれぞれコーティングを行ったちんすこうです。コーティングする作業が思いのほか地味だったので作業風景は割愛いたします。

見た目はちんすこうの面影を残しつつ、それぞれ異彩を放ったものができあがりました。

では実際に実食してその味を確かめたいと思います。とりあえず味は100点満点でどれだけアリか採点しています。では行きましょう。

あんこ×ちんすこう

洋菓子っぽいチョコの代わりに和菓子っぽいあんこを使ってコーティング。名前も「あんこすこう」とかにしたら収まりがいい気がします。

味:100点!
いきなり激ウマ!あんこの香りと甘さ・食感がちんすこうにとてもマッチしています。この味と食感は今まで食べた事がなく新鮮です。

 

キャラメル×ちんすこう

味:30点
ありだけど、どこにでもありそうな味です…

 

ピーナツバター×ちんすこう

味:80点
ピーナツバターとちんすこうの味の相性がGOODです!上に乗せてるピーナツのカリカリの食感もアクセントになってなお良しです。ただビジュアルはものすごく残念になってしまいましたが。

 

黒糖ピーナツ×ちんすこう

味:75点
ちんすこうの姿が見えなくなってますが、これもかなりいけます!ピーナツとちんすこうは相性が良いみたいです。

 

チーズ×ちんすこう

味:5点
チェダーチーズにしたのが悪かったのか、ちんすこうの味がまったくしません。

 

ポーク×ちんすこう

味:10点
少しむりやりなコーティングですが(汗)
豚肉とラードで相性が良いと思ったのですが、油ぎとぎとで胃もたれしそうな味です。っていうか、6品目を食べ終えた時点で、かなり胃もたれしています。

 

タルタルソース×ちんすこう

味:70点
タルタルソースの酸味とちんすこうの甘みが程よく合っています。
(ソースが垂れて少し食べにくいのが欠点ですが、、、)

 

スモークサーモン×ちんすこう


!?!?!?

味: -20点
サーモンの油とちんすこうの油でダメな味になっています…。というか当初の目的が段々分からなくなってきました。

 

サーターアンダギーのクルトン乗せ×ちんすこう

もうコーティングの定義が曖昧ですが、サーターアンダギーを小さく角切りにしてカリカリに焼いたものでちんすこうをコーティング。

味:1点
これはかなり自信があったのですが、サータアンダギーの味とクルトンの食感しかしません。ってか原因はコーティングし過ぎたせいで、ちんすこうの存在がなくなってしまいました。

 

ちょっと控えめに新ちんすこうのご提案

まず謝らせて下さい。
冒頭で大きな態度で出てしまい申し訳ございませんでした(汗)

僕の中のイメージでは新ちんすこうとして完璧だったのですが、結果は7割がダメでした…ですが、残りの3割はかなり美味しかったのでご提案します。

1位 あんこ ×ちんすこう (100点)
2位 ピーナツバター ×ちんすこう (80点)
3位 黒糖ピーナツ ×ちんすこう (75点)

心優しいちんすこう業界の方、商品化のご検討よろしくお願いします!
この3つがもし店頭に並んだら真っ先に買いにいきます!
以上HIGAでした〜!

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