「チャンプルーの素」でゴーヤーチャンプルーを作り比べてみる

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「チャンプルーの素」という調味料がある。これを使ってゴーヤーチャンプルーを作り比べてみた。

ゴーヤーチャンプルーを代表としたチャンプルー料理。
沖縄ではキャベツをチャンプルーした、タマナーチャンプルーやもやしのマーミナーチャンプルー、それ豆腐が多くなっただけじゃないの?という豆腐チャンプルーなど色々なチャンプルーがあります。


チャンプルーをチャンプルーしてみる

「チャンプルー」は辞書を引いてみると「豆腐と具材の油炒め」(それ故、ソーメンチャンプルーはソーメンタシヤーが正解だ!という人もいる)。沖縄では一般的に食べられますし、大衆食堂のメニューなどもでよく見かけますよね。


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普段、たいして自炊をしない僕ですが、手軽に作れることもありチャンプルーは独身時代からよく作っていました。しかし悲しいことに僕が作るチャンプルーがそんなにおいしくないのです。

単に炒めるだけなのにどうしたことか…と思っていたのですが、最近になってこの世の中には「チャンプルーの素」というものが存在するという事を知りました。味付けか…味付けが悪いのか。

チャンプルーの素って地元の人はほとんど使っていない印象があるんですが、どうなんでしょうか。そして塩みたいな粉末タイプから、液状のものなど色々バリエーションがあるようなのです。
そこで本日は沖縄で見つけたチャンプルーの素を使ってチャンプルーを作り比べてみよう、という企画です。

 

チャンプルーの素、ラインナップ

さて、5点チャンプルーの素を一気に買ってきましたが、パッケージ違いで被ってる商品が2個ほどありました。というわけでラインナップは3点です。

らくちんチャンプルー ゴーヤー(赤マルソウ)

沖縄土産物屋さんでもよく見かけます。原材料は魚介エキス、醤油、発酵調味料、酵母エキス。「らくちんチャンプルー そうめん」という商品も並んでいました。

こんな感じの小分けの袋に入ってます。

買ってきた中に「島一番の調味料屋がつくったちゃんぷるの素」というものがあるんですが、同じ赤マルソウ発売で内容もほぼ同じようなので、今回は「らくちんチャンプルー ゴーヤー」の方を使います。

 

ちゃんぷるーの素(オキハム)

こちらはオキハム発売のチャンプルーの素。パウチに調味料とポークが入っていて、野菜や豆腐と炒め合わせると調理ができるというもの。

原材料にはポーク・チキンスープ、醤油、酒、植物油脂、砂糖、鰹だし、生姜、ニンニク、食塩などが書かれています。

 

チャンプルの素(ガーデンパナ)

最後は石垣市にあるガーデンパナの「チャンプルの素」。こちらの原材料は食塩、胡麻、こしょう、にんにく、生姜、レモングラス、月桃、島桑、唐辛子、うこん、ローレル、モロヘイヤ、ねぎとなっています。見た感じはクレイジーソルトに近い見た目です。

 

基本のゴーヤーチャンプルーをつくる

というわけで、まずはゴーヤーチャンプルーを作ります。

材料はゴーヤー、ポーク、島豆腐。オキハムの「ちゃんぷるーの素」はポークがすでに入っているためにポークは入れません。

ゴーヤーチャンプルーをおいしく作るコツ的なものを検索すると、切ったゴーヤーを塩もみすべきだとか、最初は肉を焼いて取り出して、みたいな色々なものが見つかるんですが、何が正解なのか分からないのでとりあえず全部一度に炒めます。このあたりが僕のゴーヤーチャンプルーがおいしくない理由なのかもしれません。

島豆腐に焼き色がつくくらいで、チャンプルーの素を入れて味付けをします。

最後に溶き卵を加えて、さっと炒めれば完成です。

 

チャンプルーの素の実力は

3種類のチャンプルーの素を使って、3種類のゴーヤーチャンプルーが完成しました。

それでは味を比べてみましょう。

 

らくちんチャンプルー ゴーヤー(赤マルソウ)

まずは赤マルソウの「らくちんチャンプルー」を使ったゴーヤーチャンプルー。味は醤油ベースな感じですが、さすが調味料屋さん。ただの醤油味ではなく、白だし的なうまみを感じます。居酒屋とかで食べるおいしいゴーヤーチャンプルーの味が再現できました。

 

ちゃんぷるーの素(オキハム)

まず、すみません。これだけちょっと焦がしてしまいました。オキハムの「ちゃんぷるーの素」はかなり後味にニンニク風味が効いている感じです。ご飯が進みそうなゴーヤーチャンプルーができあがりました。そして、これだけポークが一緒になってるのですが、ポークが柔らかくこれもなかなか美味です。

 

チャンプルの素(ガーデンパナ)

最後はガーデンパナの「チャンプルの素」。塩ベースのスパイス的なものだったので、正直そんなに期待をしてなかったのですが、普通にうまい。シンプルな塩味ベースですが上記の醤油系のものとは違った味わいがあります。

 

チャンプルーの素はどれもうまい

というわけで、以上3点チャンプルーの素的なものでゴーヤーチャンプルーをつくりましたが、普通にどれもうまかったです。そして僕のゴーヤーチャンプルーがおいしくないのは完璧味付けなんだなぁと再確認いたしました。

シンプルだけど奥が深いチャンプルー料理(僕にとっては)。おいしく作るコツをご存じの方がいらっしゃったら是非とも教えて下さい。最終的にみんなのコツを集約して至高のゴーヤーチャンプルーを完成させたいと思います。

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