2018.11.07

刑務所ドミとはなんなのか

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国際通りに2017年にオープンした女囚刑務所ドミトリー。宿泊ではなく収監されるホテル。た、楽しそうじゃないか。

繁華街にある刑務所

沖縄随一の繁華街である国際通りに刑務所のような宿泊所があると聞いてやってきました。
刑務所のようなところに泊まるってどういうことでしょうか?

いつもの国際通りですが、どこに刑務所が。

頭上をご覧ください。下からではわかりにくいですが。

沖縄居酒屋などが入っているビルの5Fに「OKINAWA PRISON」という文字があります。PRISONとは日本語で刑務所。

普通のエレベーターに乗って上にあがると。

わりと入りにくい感じの扉が待っていました。
さぁ、収監されてみましょう。

刑務所生活

中に入ると囚人服を着せられ。

看守室に連れて行かれ

壁の銃にドキドキしながら

顔写真を撮られ(指紋も取られるらしい)

階下にある女囚刑務所へ。

ズラリと並んだ監獄の一部屋に押し込められたら

金網がガッシリついた窓と

上に有刺鉄線が這う壁を見ながら

清潔そうな2段ベットに置かれた枕を涙で濡らすのです。

ちなみに部屋に洗面台はありますが

トイレは使用できません。

シャワーやトイレがしたくなったら懲罰房へ

悪い子は綺麗な水回りでお仕置きだよ!

他にもリビングスペース、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、ポット、洗濯機、有料乾燥機、ドライヤー、スキンケア用品、無料wi-fi)なども完備されているようです。
なんだこれ。めちゃくちゃ居心地良さそう。

ということで、一通り見せていただいたんですが、予想以上に本格的な刑務所が再現されているもののドミトリーとしては綺麗でとても過ごしやすそう。
いったいなぜこんな形態の宿泊所になったのでしょうか。代表の方にお話を伺いました。


代表の赤嶺さんにお話を伺った

- なにきっかけで刑務所ドミトリーを始めることになったのですか?

ここは刑務所ドミトリーとして2017年12月にオープンしたんですが、それまでも普通のゲストハウスとして運営していたんです。
でも設備が老朽化していたので、リニューアル工事をしないといけないねってってなったときに、また普通に作り直すのはつまんないので、絶対に他がやらない形の内装をしようということになって。
そして絶対やらないっていうのは刑務所だ!と思って。
ちょうどその時期に、オレンジ・イズ・ニュー・ブラックという女囚刑務所のドラマを見ていたので、刑務所の中でも「女囚刑務所ドミ」をやったら最高だな!って(笑)


「刑務所最高だなって!」と話す赤嶺さん

- 設備や雑貨なんかにすごくこだわりを感じました

刑務所の発案は私ですが、オーナーはめちゃくちゃ変わっている人なので、案を出したらすぐに面白いねって。実際の細かいデザインや内装はオーナーが具体的に実現していったんです。

有刺鉄線なんかもいろんなツテを頼って手に入れました。でも昔使っていたものというのは手に入らないので、内装屋さんにお願いして新しいものを錆び加工などをしてもらって古く見せているんです。
監獄のドアも1つ30kgあるんです。刑務所のドアがそれぐらいだというのをリサーチして。オーナーがやるんだったら徹底的にやろうと見た目だけじゃないリアルさを追求しています。

以前イギリスの方がお客さんとして来てくれた時に「自分は経験者だけど、ここはすごくリアルだ」と驚いていました。


看守室にあった銃も持たせてもらったらめちゃくちゃ重かった

レストランで使っている食事を入れるトレイは本物です。
アメリカの拘置所などで使われていたものが倉庫に眠っているという話を聞きつけて、仕入れて来ました。
本当に囚人に使われていた手錠もありますよ。

本物っぽいではなく
本物もたくさんある

- 宿泊されるお客さんの反応は?

facebookやインスタグラムを見て自分もやりたいという感じで来られる方は、ノリノリですね。
手錠や銃など飾ってあるものは全部使っていただいてOKなので、囚人服か看守服に着替えてもらって。いろんな場所で2時間以上ワイワイと写真を撮る人もいますよ。
宿泊の方はそのまま外に出ていただいてもOKです。


この服で国際通りを歩いてもいいらしい

これまでの普通のドミトリーでもお客様との交流があって楽しかったんですが、いまはお客様の非日常を共有して盛り上がる楽しさがありまた別格です。お客様が驚いてたりとか楽しんでいるのを見て、一緒に盛り上がれるのはやって良かったなって思います。
みなさん収監されたばかりのときはおっかなびっくりなんですが、どんどんノリノリになってテンション上がってみたいな。

- 困ることはないんですか?

困ったというか、オープン当初に地域パトロールをしていた警察の方がここはなに?ってびっくりしていましたね。
あとはスタッフがレストランで夜にひとりでレジ締めする時にめちゃくちゃ怖いみたいです。
いろんなグッズが増えるごとに「もうやめてほしい」って言われますね(笑)


たしかにこの人形と夜に2人きりになりたくない

- 今後の目標は?

実はまだ壁画を描き変えていたり、もっとお客さんに喜んでもらえるように工夫している最中なんです。
また今は女囚刑務所ですが、カップルで泊まりたいという声も多いので、のちのちはそんなフロアも作れるようにしたいと思っています。


ちなみに宿泊ではなくレストランだけの利用も可能。
バースデーパーティーや結婚記念日、模合での利用も多いそう


また6Fには大人数向けのVIP囚人コンドミニアムもある


沖縄に捕まりに行く

ということで、沖縄の女囚刑務所「OKINAWA PRISON」さんでした。
沖縄といえば青い海、白い砂浜ですが、薄暗く湿っぽい(実際は快適ですが)沖縄を体験してみるのもありかもしれませんね。

OKINAWA PRISON

〒900-0013 沖縄県那覇市牧志 2-7-24
3F:女囚刑務所(受付5F)
5F:監獄レストラン
6F:VIP囚人コンドミニアム
TEL:098-975-6567
https://www.okinawaprison.com

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