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沖縄屋上観察入門
ゆいレールから眺める屋上が好きだ。その魅力について語りたい。
屋上には何があるのか
これは旧那覇市公設市場の屋上
普段なかなか立ち入れないスペース、「屋上」。DEEokinawaではこれまでも連載で「沖縄の屋上から」という内容で色々な建物の屋上を取り上げてきました。
沖縄の屋上から vol.1 ちとせ商店街ビル
沖縄の屋上から vol.2 ノボテル沖縄那覇
沖縄の屋上から vol.3 那覇市牧志第一公設市場
連載の冒頭で
と書いてるようにもともとゆいレールの車窓から眺める屋上が好きでこの連載をはじめてみたわけなのですが、今日はその屋上観察の魅力についてご紹介したいと思います。
ゆいレールの車窓から
というわけでゆいレールです。最近はてだこ浦西駅まで路線が延伸しましたが、個人的には首里駅-県庁前駅あたりまでが屋上の観察スポットだと思っています。
割と一般的な屋上です。鉄筋コンクリートの沖縄の建物の屋上は柱が屋上部に飛び出ています。これは将来上方向に建物を増築するためのもので「希望のツノ」とも言われてるらしいです。
さらに屋上にあるのは水タンク。最近は水タンクの無い建物も増えていますが、まだまだ多くの建物で水タンクを見ることができます。
現在はステンレス製の水タンクが多いですが、樹脂製のものだったり、水タンク部分がコンクリートで覆われたりと水タンクのバリエーションも色々あって楽しめます。
こちらは台風で壊れてしまったであろう水タンク。
水タンクから伸びる配管にも注目です。上の写真、一直線に建物下に伸びててすごいですね。
屋上植物
屋上には観葉植物や鉢植えが配されているケースが結構あります。
これは観葉植物の鉢植えでしょうか?
正面のにょろにょろしたものはドラゴンフルーツっぽく見えます。
これはもう完全に畑になっています。屋上の畑、いいですねぇ…!
もう手入れがされていなくて、野原みたいになってる屋上も趣があります。
これは本格的すぎてものすごい。右下の方には多分天水をためる池みたいなものも用意されています。
観葉植物だったり、畑だったり。屋上緑化とはいったものですが、枯れ果てた植物がある屋上含めて数多くの緑を見ることができるのでおもしろいと思います。
屋上建築
一般的な鉄筋コンクリートの建物には縦方向に伸ばすようにツノが生えているという話をしましたが、明らかにあと乗せで屋上にプレハブなどの建物が建っている場合があります。
こんな感じです。
中はいったいどうなってるのでしょうか?
屋上庭と建物のコンボ。
写真では割と年季の入ったものしかないのですが、普通にプレハブが建っていたりしてその使い道が気になると共に、台風の時は大丈夫なのだろうか…とちょっと心配になります。
屋上観察のススメ
他にも
めちゃめちゃバイクがおかれた屋上だったり
妙にアートな屋上
こんなところに…!というシーサー
屋上でくつろぐ猫
クレーン付き屋上などなど個性のある屋上は沢山あります。ゆいレールご利用の際は是非車窓から屋上観察はいかがでしょうか。こんな気になる建物を見つけた、みたいな情報もお待ちしておりますので何かあれば是非編集部にご一報くださいませ。
また連載「沖縄の屋上から」で上がれる屋上についても募集をしております。ビルオーナー、大家さんがいらっしゃったら是非ともそちらのご連絡もお待ちしております!