2025.09.10

ヤマクニブーの芳香剤としての力を試す

昔から沖縄で防虫剤や芳香剤として使われてきたヤマクニブー。匂いが強いので、いろんな強い匂いの食べ物と戦わせてみた

ヤマクニブー


ヤマクニブーがある!

沖縄の本部町で栽培されているというヤマクニブー(漢字で書くと「山九年母」)。
梅雨明けの頃に収穫、乾燥し、夏頃に市場で販売されてきましたが、数年前から農家さんの高齢化などの問題もあり出荷量が減ってきてなかなか目にすることがなくなりました。

カレーのスパイスような香りが特徴的で、琉球王朝時代から使用され、戦後は家庭で防虫剤や芳香剤として親しまれてきました。ヤマクニブーの匂いは「おばあちゃんの家の匂い」と、沖縄の友人が話していました。


ヤマクニブー。

芳香剤にもなるので、ドライフラワー代わりに家に飾ってもいいのですが、残念ながらわたしはこの匂いが苦手。買ってはみたものの、家の中には置けませんでした。仕方がないので玄関の外に置いておいたのですが、外にあったにもかかわらず玄関がほんのりヤマクニブーの匂いになり、匂いの強さに驚いたのです。

それなら匂い対決をしてみたい

以前「ムーチー後はゴミ箱がフレグランス!匂い勝負をしよう」という記事で、ムーチーと匂いのきつい食べ物の対決をしたことがあるのですが、どれもこれも無ムーチー臭でムーチーの完敗になりました。

でもヤマクニブーならばヤマクニブーが完勝なんではないでしょうか。

それぞれ小分けにして、2晩置いてみました。

匂い勝負

ヤマクニブー VS キムチ

まずは用意した中では一番匂いが少なさそうなキムチ。
ちなみに袋を開ける前にはふんわりヤマクニブーの匂いがしていたので、キムチの匂いなんかしないだろうと予想していたのですが。

結果は相殺。
袋を開けるとなんらかの匂いはするものの、それはキムチでもヤマクニブーでもない。これはなんだ。不思議。

ヤマクニブー VS 納豆

続いては納豆。ヤマクニブーの匂いが苦手だとは言いましたが、納豆の匂いはもっと苦手。
でもこれがキムチと同じように匂いが相殺されるなら、もしかしたら納豆が食べられる日が来るかもしれません。

結果は納豆!
納豆が好きなら大丈夫なのかもしれませんが、納豆の匂いが苦手なわたしにとってはヤマクニブーによって納豆の匂いが倍増されたような地獄の匂い。なんだこれは!

ヤマクニブー VS 焼そばU.F.O.

続いては焼そばU.F.O.
部屋の中で誰かがUFOを食べ始めたら、それはもはや飯テロ。みんなUFOを食べずにはいられなくなるのです。

結果は無臭!
なんで?UFOどこにいったの?ヤマクニブーは?なんでなの?

ヤマクニブー VS スルメ

乾き物対決です。ヤマクニブーとスルメ。

結果は相殺!?
スルメの匂いは嫌いではないですが、ヤマクニブーと寝かせるとちょっと生臭いヤマクニブーみたいになってお互いの悪いところが全面に出てしまうような匂いです。なんでなの?

ヤマクニブー VS ブエノチキン

最後は鶏の丸焼きでおなじみブエノチキン。

ブエノチキンはにんにくたっぷりで「ブエノテロ」と呼ばれるぐらい美味しそうな匂いがめちゃくちゃします。

結果はブエノチキン!
ヤマクニブーのにおいは一切せず、ただただ美味しそうな匂いでお腹が減ります。

ヤマクニブー VS 全種

強い食べ物の匂いにはヤマクニブーは勝てないのでしょうか。
ぜんぶをひとつの袋に入れて匂いを嗅いでみましょう。

結果はほんのりヤマクニブー
あんなに強かった納豆もブエノチキンもいなくなり、なんだか無臭の中にほんのりヤマクニブー。
わたしの鼻がおかしくなった可能性もありますが、ヤマクニブーの匂いは苦手なものの、ぎりぎりこの中で暮らせるぐらいそんな匂いです。

もしかしたらゴミ箱の中にはヤマクニブーが正解なのかもしれない

ということで、ヤマクニブーをいろんな食べ物と匂い対決させてみましたが、最終的に全部合わせても「ほんのりヤマクニブー」くらいになるなら、ゴミ箱にこそヤマクニブーなのかもしれません。
おばあちゃんの家のにおいと呼ばれる可能性もありますが、生ゴミの臭いを抑えられるならいいのかも。防虫効果もあるので小バエも来なくなるかもしれないし。どうでしょうか。本日は以上です。

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