2018.03.09

沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.5

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日本各地に多く存在するご当地レトルトカレー。沖縄にもたくさんあるレトルトカレーをいくつか食べ比べてみました。

忘れたころにやってくるレトルトカレー食べ比べ

沖縄ご当地レトルトカレーをひたすら食べる特集もいよいよ五回目。

沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.1
沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.2
沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.3
沖縄ご当地レトルトカレー食べ比べ vol.4

あれからまた様々なレトルトカレーが発売されたようです。
そんななかから、今回は次の4種類を食べ比べてみたいと思います。

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前回の6種類食べ比べではちょっと記事が長くなりすぎたので、4種類ぐらいがちょうどいいのかもしれません。
(その後数日間に渡って食卓がカレーに染まることを考慮しても...)
それではいってみましょう。
 

アミーゴカレー

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販売者:リッツプロダクション株式会社(沖縄県北谷町)
製造者:宮島醤油株式会社(佐賀県唐津市)

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アミーゴはスペイン語で友達・仲間という意味

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カード入り

前回の食べ比べで登場した琉球大学ロマンにも使われていた、クルクミン含有率が高い琉球大学が開発したウコン『琉大ゴールド』のペーストがたっぷり入っているとのことです。7大アレルゲン不使用だったり、グルテンフリーだったり、国産野菜使用だったりと、安心・安全が特徴のカレーのようです。

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食べてみると、かなり黄色くとろみが強いカレーです。具は全部溶けこんでいるのか?具の存在は感じられません。唯一、小さな赤い欠片を見つけたのですが、原材料を見てみるとおそらくトマトペーストの一部かと思われます。たまねぎ独特の甘さを強く感じますが、後口が少しピリッとするので、子どもにはちょっと辛いかも?
パッケージに、昆布・ホタテ・カツオのエキスと野菜だしのカレーとあるとおり、全体的に和風の味わい。パインとりんごが入っているのでフルーツの甘みも感じます。
 

航空自衛隊那覇基地カレー

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販売者:合同会社O・Planning(沖縄県那覇市)
製造者:ベル食品工業株式会社(大阪府大阪市)

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夕焼けをバックに飛ぶ航空機のシルエットがかっこいい

以前訪れた美ら島エアーフェスタの物販ブースで購入したレトルトカレー。自衛隊といえば訓練で曜日感覚を失わないために金曜日のランチはカレーと決まっているというのは有名な話。那覇基地オリジナルレシピ使用とのことですが、全国各地の自衛隊ごとにオリジナルレシピがあるのでしょうか。今回のラインアップの中では唯一、レンジ調理も可能なパッケージです。

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ルーの色は茶色っぽく、かなりサラサラ。牛肉、にんじん、じゃがいも、たまねぎと、カレーの代表的な具材がごろごろと入っています。ほろっと崩れる柔らかい牛肉の旨味が強く、コクのある味わい。ちゃんとスパイシーだけどほどよい辛みで、あとを引く美味しさです。これはレベル高いぞ。
 

パイナップルカレー

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販売者:株式会社名護パイナップルワイナリー(沖縄県名護市)
製造者:沖縄ハム総合食品株式会社(沖縄県中頭郡読谷村)

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ついついあの歌を口ずさみたくなるよね

『パッパパッパパッパパ、パ〜イナップ〜ル♪』のCMでお馴染み、ナゴパイナップルパークのオリジナルレトルトカレー。パッケージには、ナゴパイナップルパークのキャラクター、パピマルくんが描かれています。当然パインの果肉と果汁が入っているとのことで、かなりフルーティーな味わいなのでしょうか。

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小さめの角切りパイナップルがごろごろ!私は酢豚におけるパイナップルは要らない派ですが、あれよりは全体としてカレーに馴染んでいる気がします。パイナップルの食感はとろっとしているというより、繊維を感じるシャキシャキとした食感。意外といけます。パイナップル以外の具もゴロゴロと入っていてなかなか具だくさん。うまみが強く、まろやかな美味しさです。辛さとしては、市販のルーの甘口〜中辛の間ぐらいといったところでしょうか。
 

闘牛カレー

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販売者:上間商店株式会社(沖縄県国頭郡今帰仁村)
製造者:沖縄ハム総合食品株式会社(沖縄県中頭郡読谷村)

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これまで関係者しか食べられなかった幻の味

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番付カード入り

最後は今回の目玉といっても過言ではない闘牛カレーです。なんと沖縄の伝統行事である闘牛の肉を使った、これまで闘牛関係者しか食べられなかったカレーというコンセプトがとてもユニークな商品ですが、価格についてもひとこと言わせてください。わしたショップで、1,200円でした。もういちど言わせてください。1,200円でした。ホテルのレストランで提供されるカレー並みの高級さです。しかし数量限定でなくなり次第終了なので、みつけたら買っておくべきかもしれません。

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さすが1,000円を超えてきただけあって、お肉の迫力がすごいです。ちょっとびっくりするぐらいゴロゴロと入っていました。日々、厳しい鍛錬を積んできた闘牛だけに肉の噛みごたえがすごいですが、しばらく噛んでいると繊維に沿ってほぐれるので、そんなに堅い!という印象ではありません。大根のように見えているのは、なんと青パパイヤ。こちらはちょっと独特の青臭さがありました。
ベースのカレーは洋食レストランで出てくるような、かなり本格的な味わい。今回のなかではいちばん辛口で、市販のルーの中辛〜辛口の間ぐらいだと思います。
 

まとめ

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というわけで、個性豊かな4種類のカレーを食べ比べてみました。
普段あまりレトルトカレーを食べる機会がないので、どれもたかがレトルトとあなどれない本格的な味わいが楽しめることに驚きました。どれもお土産にもらえるときっと嬉しいはず。

ちなみに今回食べた中では、個人的に航空自衛隊那覇基地カレーがいちばん好みでした。もったりとしたカレーよりも、どちらかというとサラッとしたカレーが好きなのです。奇しくも今日は金曜日。お昼時には自衛隊の皆さんもカレーを食べているのかもしれませんね。
それでは皆さんも楽しいカレー曜日をお過ごしください。カリー!

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