2025年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる

先日開催された「沖縄の産業まつり」。2025年はどんなものが出展されていたのでしょうか。編集部メンバーで気になったものをピックアップしてみました。

10月24日(金)から奥武山公園と県立武道館で開催されていた、第49回沖縄の産業まつり。3日間の来場者数は、なんと28万6900人だったそう。

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念のため補足しておきますと、「沖縄の産業まつり」とは沖縄の県産品が一堂に集まる県内最大の総合産業展。
食品や泡盛をはじめ、化粧品、やちむんなどの伝統工芸品まで、ありとあらゆるものが展示即売される大きな物産展のようなものだと考えていただければ分かりやすいかと思います。

▼これまでの沖縄の産業まつりの記事こちらから

2023年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
2022年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
2019年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
産業まつりの限定販売泡盛がアツかった
2011年の沖縄の産業まつりで気になった県産品をまとめてみる
 

今年のテーマは「見つけよう 私の推しの県産品」。テーマ通り編集部それぞれの推しはみつかったのでしょうか。
会場内をくまなく回ってそれぞれの「気になったものベスト3」を発表しつつ、県産品を紹介していきたいと思います。

会場の様子

初日の金曜日は明け方に大雨が降ったのでどうなることかと心配されましたが、開始時間までには雨がやみ、日射しも出てきました。10月下旬ともなればさすがに沖縄も涼しくなっているかと思いきや、今回も熱中症警戒レベルで蒸し暑かったです。オリオンビールのブースも朝から大盛況でした(羨ましい)。

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会場の奥武山公園内には大手企業や中小企業、個人店など様々なブースが並び、それぞれ自慢の県産品がずらりと展示即売されています。

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思わずお財布の紐もゆるんでしまう、毎年恒例のおたのしみ。
それでは、編集部メンバーそれぞれのベスト3を見ていきましょう。

miooonのベスト3

第3位:お墓(大西石材)

毎年気になっているお墓。
まつりで墓を買うって、今後そんな人生が訪れることはあるのでしょうか。
でもスタッフの方に聞くと、「そこそこ売れます」とのことでした。

ちなみに料金はうちかび込み。

 

第2位:ながぱっく(オキコ)

こちらは毎年何かしらやってくれるオキコさん。
今年の限定商品は「おっきいね!シリーズ」を長くした「なっがいね!」のながぱっく3本セット。1つがおっきいねの5個分ぐらいのサイズみたいです。
総重量1.5キロと、袋もめっちゃ大きくて重かったです。

家に帰ってわかる、異常なでかさ。
「なっがいね〜!」と軽めな商品名ですが、それ以上の存在感に負けてしまいそうです。

カロリーは1800キロ超え。
消費できる気がしなかったので、誕生日のともだちに無理やりひとつプレゼントしました。

でも端を食べても中身のクリームがたっぷり入っていて、大きさだけじゃないクオリティーの高さもとてもよかったです。 

第1位:マンホールチョコ(沖縄鋳鉄)

最後は沖縄鋳鉄さんの新商品「マンホールストラップ」。

ちゃんと凹凸もあり、めっちゃいいですね。

でもそれではなく1位に選んだのは「マンホールチョコレート」。
何種類かあり他はビターチョコですが、大宜味村だけはシークヮーサー味だというので大宜味村を購入しました。

しかしせっかく買ったけどもったいなくて食べられずそのまま冷蔵庫に保管しています。

mycoのベスト3

第3位:桃さんぴん茶

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朝に降った雨上がりの蒸し暑さで、喉が乾いていた時に見つけたこちらのブース。
沖縄県産ソデイカを使用した「いかもち」や沖縄ぜんざいまんじゅうなど、ちょっと気になるフードと並んで、林檎さんぴん茶と桃さんぴん茶を販売していました。どちらも果肉入り。
どこを探しても店名の表示がなく、どちらの団体のブースなのかが不明でした。でもその不器用な感じも個人的に好みです。

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意外とさんぴん茶に果実をあわせるのは初めてのパターンだったので、桃さんぴん茶を購入。
底の方に果肉が沈んでいるのですが、よく混ぜて飲むと桃の甘さとさんぴん茶のさわやかな風味がマッチして爽やかなおいしさ!これは新しい発見でした。

第2位:瓦葺きチャレンジ(沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合)

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ありんくりん市で目にしたひときわ異彩を放つブースが、沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合による瓦葺きチャレンジ。なんと、首里城で使われた瓦で体験できるとのこと。
ブース内には2019年の首里城火災後の様子や、現在行われている修復工事の様子など写真展示も行われていました。

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体験者は「未来の瓦葺きマスター認定証」がもらえるとのことでした。私は時間の関係で体験できなかったのですが、めちゃくちゃやりたかった!
職人さんから実際に教われるなんて滅多にない貴重な機会だったのではないでしょうか。

第1位:アップルシナモン味のサーターアンダギー(沖縄製粉)

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ふらふらと思わず香りに吸い寄せられてしまったのが、こちら沖縄製粉のブース。
小麦粉やミックス粉などの製品をはじめ、サーターアンダギーを実演販売中。

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周辺に漂っていたなんともいえないおいしそうな香りの正体はアップルシナモン!
白糖や黒糖など通常の味に加えて、この日はアップルシナモン味とはちみつシークヮーサー味のサーターアンダギーが販売されていました。

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食べる前に写真を撮るのを失念したのですが、揚げたてアツアツのサーターアンダギーのまわりにアップルシナモンフレーバーのお砂糖がたっぷりまぶされていて、中にはごろっとダイスカットの林檎果肉入り。それなのに1個100円ってお安すぎませんか?
サーターアンダギーなのになんだかおしゃれなスイーツのような、罪なおいしさでした。バニラアイスとあわせていただきたい。

やんばるたろうのベスト3

第3位:沖縄県鉄道シミュレータ

写真が1枚しかなくて恐縮なのですが、沖縄にかつてあった軽便鉄道の路線をバーチャル世界で体感できるシミュレータの体験ブースがありました。まだ1駅間しか実装されてませんでしたが、すごく面白い試みだと思います(コントローラーが電車でGO!のコントローラーだったりするのはご愛敬ですが)。

完成の暁には与那原町立軽便与那原駅舎での展示がすでに決まっているそうなので、今から楽しみです。こうやって実際に触って体感できるような仕組みは子どもも楽しいし、よいですよね。

第2位:沖縄ホーメルのスパムおにぎりがディストピア飯

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こちらは沖縄ホーメルさんのブース。毎年食品を中心に色々なものが販売されているのですが…

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販売されていたスパムおにぎりの形状が衝撃的でした。ぴっちり四角に成形されたご飯に乗ったポーク…なんかビジュアルが未来人の食べてるレーション的なものにも見えてすごかったです。めっちゃボリュームはありそうでした。

第1位:タマン焼き

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糸満の新特産品「たまん焼き」…!「たまん」は「ハマフエフキ」という魚の方言名で糸満市の市魚でもあります。

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言ったもん勝ちじゃないか…!と思っていましたが、ちゃんとタマンの金型を注文して使っており、ただタイ焼きをタマンだと言い張っているわけではありません。ちなみにお店を出しているのは沖縄の露店の謎にせまるで取材をさせて頂いたパーラー「さっとんち」の上間さんでした。

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こちらがたまん焼きです。

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チョコレート、カスタードクリーム、美らキャロット味があったのですが、糸満特産の美らキャロット味を選びました。キャロット味はスッキリとした甘さでクセになる味。ガワもフワフワで美味しかったです!

まとめ

以上、編集部のメンバーが見つけたそれぞれ気になるものでした。沖縄も涼しくなり、離島フェアだったり,おきなわ花と食のフェスティバルだったりとイベントが続きます。色々面白いものが出てますので皆さんもぜひ足を運んでみてください。

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最後に、沖縄ホーメルのブースでスタッフさんがおそろいで着用していたオリジナルシャツがめちゃくちゃかわいかったです。これ販売してくれないかなー。

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