沖縄そばが出てくるのが速いお店選手権-宮古そば田舎（泊店）-

沖縄そばを注文してから出てくるまでの時間が短いお店はどこでしょう。美味しさではなく早さを競う選手権を（勝手に）開催します。第4回目は那覇の「宮古そば田舎泊店（ソーキそばやーハーリー）」さんへ。

沖縄を代表する食べ物のひとつ「沖縄そば」。美味しいお店、量が多いお店もいいですが、注文してから出てくるのが速いお店も気になりますよね。
ということで、いろんな沖縄そば屋さんがどれぐらいでそばを出してくれるのかタイムを計測してみたいと思います。その名も「沖縄そばが出てくるのが速いお店選手権」。

「沖縄そばが出てくるのが速いお店選手権」DEEokinawa公式ルール

・口頭で注文or食券を渡してから、テーブルにそばが置かれるまでの時間を計測する
・来店する時間は11:30〜13:00のランチタイム
・沖縄そば（なければ、肉が乗っているそば）を頼む
・お店の人やお客さんに迷惑をかけない

これまでの順位

1位：58秒07　けんぱーのすばやー（那覇）
2位：1分28秒　高良食堂（那覇）
3位：1分41秒　あじゃず（那覇）

1分半でも相当早いのですが、前回はとうとう1分を切るお店が現れました。

もう選手権の結果出たわー。あとはこの企画を維持するためになーなーでやっていくんだろうなと思いますよね。
思いましたよね？
そんなテンションのあがらない気持ちですが、今回は読者さんから「県内最速だと思う！」とコメントが来ていた泊いゆまち近くの宮古そば田舎さんへ行ってきました。

お店の名前は田舎？ハーリー？

今回訪れたのは泊いゆまち近くにある「宮古そば田舎」さん。
しかし看板を見ると「ソーキそばやーハーリー」ともあります。

どちらが正しい店名でしょうか。

ちなみに宮古そば田舎はここの他に何店舗もある人気店ですね。
訪れたのは12時半ぐらい。専用の駐車場はありませんが、お店の前に路駐されている車が何台かありました。

注文は食券制。
沖縄そばはなかったので、ソーキそばを注文します。

ソーキそばは350円とめちゃくちゃ安い

店員さんに注文を伝えて、ストップウォッチスタート。
いったいどれぐらいでソーキそばは運ばれてくるのでしょうか。

お店はテーブル席が2つと5人掛けカウンター。私が注文を言ったほぼ同じタイミングでカウンターで食べていた人が立ち上がり、あとから来た人がその席に座りました。
店員さんは1人しかいなく、必然的にわたしの注文を作る前にカウンターを片付けなければいけない状況に。タイミングが悪いのはしょうがないのですが、これはタイムを期待できそうにありません。むむ。

ちゃちゃっとカウンターを片付けた店員さんが、私のそばを作ってくれます。カウンター越しに眺めていると、ものすごく動きが速いわけではないですが、無駄のない動きが優雅で見ていて気持ちよかったです。

驚愕のタイムが叩き出される！

そして目の前に置かれたソーキそば。
ふむふむ、待ってましたよ。

ストップウォッチを止めてタイムを見た私は、そんなに期待していなかったこともあり、びっくりしたのです。
そのタイムとは

45秒82

45秒って！

うそやん！
カウンター片付けてたやん！
そんなに速い動きじゃなかったやん！
（ものすごい動揺）

そのあと、他のお客さんの注文の品を作る工程を見てみると、どうやら細麺なのでそばをゆがく時間は5秒ぐらい、そばをゆがく鍋の隣には寸胴に入れられたスープがあり、そばとスープを器に入れたら、切られた状態で置かれているお肉を乗せる。
ひとつひとつの動きは速くはないものの、このシンプルな工程とすべてが手の届く範囲にあり無駄のない動作のため、ものすごくはやく注文をさばけるようです。

紅しょうがとヨモギは自分でトッピングすることができます